平成29年1月19日に筑波大学附属病院とベトナム・ホーチミン市のチョーライ病院との間で第14回テレカンファレンスが実施されました。今回のテーマは腎移植に関するものでチョーライ病院からは泌尿器科医師約20名、筑波大学附属病院からは腎泌尿器外科と消化器外科の移植外科担当の先生および実習中の学生を含め計約20名が参加しました。それぞれの施設の腎移植の実績、ドナーの腎摘術式についての発表がありました。チョーライ病院においては手術症例は非常に多いものの統計やフォローアップがされていないのが一般的ですが、腎移植については第1例から予後も含めたフォローアップが着実になされていました。また、同病院では近々ロボット手術の導入が計画されており、腎泌尿器外科分野でも今後の協力推進が期待されています。
