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【つくば予防医学研究センターより】12月から小児がんサバイバードックを開始しました。

【つくば予防医学研究センターより】12月から小児がんサバイバードックを開始しました。

 こどもの頃に病気になっても、昔に比べ、助かり、大人になる人が増えてきました。
 ところが、このような方々(小児がんサバイバー)は、最近になって、生活習慣病やがんなどの成人疾患が同世代よりも早く発症しやすい傾向がある、ということがわかってきています。米国での疫学調査では、小児がんサバイバーは診断後30年で再発による死亡より、二次がんや合併症による死亡が上回るようになったと報告されています。
 本邦では、若年者には公的な検診助成はなく、合併症が出現しやすいことを理解していないサバイバーの方がまだ多くいます。また、サバイバーの方の中には、有効な検診を受けておらず、がんや生活習慣病が進行してから発見される、という方も存在しています。
 このたび、小児期に闘病し守られた命、次の病気の早期発見・予防ができるようにしていきたいと考え、つくば予防医学研究センターでは「小児がんサバイバードック」を12月から開始します。
 また、ドック受診後、併せて、長期フォローアップ外来受診(保険診療)を推奨しており、人間ドック同日に受診が可能です。
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