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第72回国立大学附属病院長会議総会を開催

第72回国立大学附属病院長会議総会を開催

 平成30年6月21日(木)、22日(金)の2日間にわたり、茨城県つくば市にあるオークラフロンティアホテルつくばにて、「第72回国立大学附属病院長会議総会」が、筑波大学を当番校として開催され、厚生労働省、文部科学省をはじめとした、全国国立大学42大学45病院の病院長・事務部長ら総勢187名が出席しました。
 総会1日目は、当番校である筑波大学永田恭介学長のあいさつの後、筑波大学附属病院の原晃病院長の議事進行のもと、「病院長会議の法人化について」や「国立大学附属病院関係の要望事項について」などの協議事項等について活発な議論が交わされました。続いて、厚生労働省医政局研究開発振興課の森光敬子課長より「臨床研究について」、厚生労働省医政局医事課医師臨床研修推進室の櫻本恭司医師臨床研修専門官より「新専門医制度について」と題した講演が行われました。
 その後、国立大学病院を取り巻く状況に対して、地方・小規模大学を含めた多様な視点から議論することを目的に昨年度より導入されているグループディスカッションが実施され、国立大学病院が直面する喫緊の課題である「新専門医制度」「働き方改革」「臨床研究支援体制」の3テーマについて、今後の解決に向けた方向性について議論を行いました。
 続く2日目には、文部科学省高等教育局医学教育課大学病院支援室の丸山浩室長及び同高等教育局国立大学法人支援課の小山田享史課長補佐からそれぞれの所管事項について説明が行われ、大学病院を取り巻く様々な諸課題等について理解を深めました。
 また、1日目に引き続き行われたグループディスカッションでは、ファシリテーター校を中心に意見等を取りまとめた後、総会会場で報告会が行われ、参加した病院長らは熱心に報告内容に耳を傾けていました。
 来年度は九州大学を当番校に、当該会議を実施する予定です。


    テーマごとに分かれて実施した                   総会の様子   
    グループディスカッションの様子


                  講演する森光研究開発振興課長