センターについて

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センター部長 挨拶

筑波大学附属病院 日立社会連携教育研究センター センター部長・教授 小松 洋治

筑波大学附属病院
日立社会連携教育研究センター
センター部長・教授
小松 洋治

筑波大学附属病院日立社会連携教育研究センターは、大学病院のサテライトとして、(株)日立製作所日立総合病院内に2012年4月に開設されました。当センターのミッションは、地域医療の推進と先端医工連携を実践することです。筑波大学が先駆的に取り組んでいる中核医療機関を活用した大学レベルの医療、教育・研修、臨床研究等の広域普及と新たな医療技術の開発を可能とする総合的な医療システム構築を目指しています。

日立総合病院は、県北地域の中核として急性期医療、がん専門治療、救命救急医療、地域災害医療など高機能な医療を展開しています。髙感度に癌診断が可能なPET、低侵襲な手術が可能なダビンチなどの先進的な機器を県内で最初に導入するなど先駆的活動でも知られています。震災からの復旧もすすみ、2015年には屋上ヘリポートやハイブリッド手術を完備した地上11階地下1階の新本館が完成して510床となります。
現在の教員は、脳神経外科を専門とする小松洋治、消化器内科の谷中昭典、腎臓内科の植田敦志で、増員が予定されています。教員は、日立総合病院の100名の医師とともに診療活動および医学生、研修医の教育を行っています。

当院は、救急医療、がん医療、周産期・小児医療をはじめとした急性期医療活を地域の医療機関と協力して行い、地域の皆様が医療について安心できる生活環境を整えるように努めています。地域の医療機関と連携することで、皆様のニーズに適合した質の高い医療を提供することが責務であると考えています。大学病院のもつ多彩で高度な医療を地域の皆様が受けられる環境を整えていくことは、大学のサテライトとしての当センターの役割です。

研修医の皆様には、病院の研修委員会の実践的な研修プログラムのもと人間味豊かな「できる医者」への成長をお約束します。研修医の生の声は、病院HPをのぞいてみてください。先進医療機器を整え、常に成長する病院での研修は、医師としてのキャリアを高めるチャンスとなります。大学病院のサテライトであるセンターは、臨床研究や基礎研究を含む筑波大学附属病院を活用したたすきがけ研修を支援する機能ももっています。

日立社会連携教育研究センターの紹介と抱負(PDF形式・207kb)