問診票に関する説明を動画で解説しています。
側弯症は、骨の発育の問題で、背骨が曲がってきてしまう疾患です。
早期発見・早期治療を行う事が非常に重要な疾患です。
1)まず真っすぐ立った状態で後ろから観察して下さい
a. 肩の左右の高さ
b. 肩甲骨の左右の高さ
c. ウェストラインの傾き をチェックします。
2)次に、左右の手のひらを合わせて左右の足の
真ん中に来るようにゆっくりと前かがみをし
ます。目線の高さを背中の高さに合わせて観
察してください
a.肋骨の傾き
b. 腰の傾き をチェックします
左右の高さの違い、傾きがある場合には、「該当あり」にマークしてください。
腰椎疾患に関する問診です。前屈で床に指がつかない時には、太ももの裏側の筋肉(ハムストリング)などの筋肉の柔軟性が低下している可能性があります。後屈した時の痛みが長引く場合には腰椎分離症、腰椎椎間板ヘルニアなどの可能性があります。
それぞれの該当項目にマークして下さい。
バランス感覚、下肢筋力に関する問診票です。目を開けた状態で5秒以上立つことができますか。片方でも出来ない場合は、「立てない」にマークして下さい。
下肢の関節可動域に関する問診です。足の裏を全部つけたまま完全にしゃがむ事が出来ますか。足は肩幅くらいまでは開いて構いません。完全にしゃがめない場合や、後ろに転んでしまう場合は「しゃがめない」にマークして下さい。
肘関節疾患全般に関する問診です。肘が完全に伸びなかったり、肩まで指がつかない場合には昔の骨折がうまく治っていなかったり、野球肘などの可能性があります。
それぞれの該当項目にマークして下さい。
肩関節疾患全般に関する問診です。上腕部が完全に耳につかない場合、野球肩など、何らかの肩関節疾患の可能性があります。
つかない場合には、「つかない」にマークして下さい。
胸鎖乳突筋・頚椎・目の問題などで首が傾いてしまう疾患です。
1)まず真っすぐ立った状態で前から観察して下
さい。首が左右に傾いていませんか。
2)次に、首を前後左右に動かして見てください。
左右の向ける範囲、傾ける範囲に差はありませんか。
左右の高さの違い、傾きがある場合には、「該当あり」にマークしてください。
足の変形などに関する問診票です。
立った状態で、土踏まずはきちんとありますか? 立った状態で足の内側から土踏まずに2cm以上ペンが差し込めるかどうかがひとつの目安になります。差し込めない場合には、「土踏まずがない」にマークして下さい。母趾が小趾側に向かって変形してしまう、外反母趾はありませんか。外反母趾がある場合には「外反母趾」にマークして下さい。
O脚、X脚などの下肢の変形に関する問診票です。
気を付けをして、足に力を入れずに自然に立った状態で、
下肢の変形がないか確認してください。