センター長ご挨拶

センター長ご挨拶

トップアスリートから生活習慣病予防まで総合的なスポーツ医学をプロデュースします。

つくばスポーツ医学・健康科学センター長  山崎 正志

近年、糖尿病、高血圧等の生活習慣病が増加するとともに超高齢化社会における運動器症候群が増加することが見込まれる中において、スポーツによって筋量・筋力減少を抑止し、代謝機能の改善を図る方法の開発が求められています。また、スポーツが国民に深く浸透すると同時にメディカルチェックの重要性や指導者へのスポーツ医学教育の必要性が求められています。さらに、東京オリンピック・パラリンピックに向け、トップアスリートのスポーツ障害予防並びに早期復帰に係る支援体制やアンチドーピング対策は重要な課題として位置づけられています。

このことから、医学医療系及び体育系との連携の下に部局附属教育研究施設として附属病院に「つくばスポーツ医学・健康科学センター」を設置し、スポーツ医学・健康科学を対象とした高度教育・研究・診療システムを構築します。また、トップアスリートに対する鍼灸マッサージによる競技支援として理療科教員養成施設との協力体制も構築します。