筑波大学附属病院
筑波大学附属病院 総合臨床教育センター

歯・口腔コース:メッセージ

コース長

武川 寛樹

6年制のレジデント制度を実施し、優れた知識と技量を有し、患者に信頼される歯科医師の育成が当科の歯科臨床研修の目指すところです。
1年次には日常臨床で頻繁に遭遇する病態に適切に対応できる基本的能力(態度、技能、知識)を身に付けるとともに、口腔外科疾患に対する基本的診療能力、高齢者や全身疾患患者の診療に必要な基本的知識、チーム医療の意義、コ・デンタルスタッフとの連携を学びます。
2年次以降は臨床能力の一層の向上、問題対応型の思考、口腔外科医として必要な専門的知識と技能の修得を目標としています。
初期2年間は大学での研修で、全員必修です。3年目以降は関連病院での研修や大学院に進学するコースも選択できます。6年生のレジデント制度が修了した段階で日本口腔外科学会専修医取得を一つの目標とします。
ハードですが、やりがいのある研修と考えています。

指導医

山縣 憲司

筑波大学は6年のレジデント制度を実施しているめずらしい研修施設です。じっくりと歯科口腔外科疾患を学ぶことができ、他の研修施設よりも多くの症例を病棟、外来で受け持つ機会が多いと思います。様々な疾患を自ら調べたり、学んだりすることが必要で大変な時もあります。しかし、努力した分、非常に実力がつきやすいと思います。そのため、当科では多くの優秀なレジデント修了者を輩出しております。皆さんも一緒に研修をしてみませんか?

菅野 直美

大学病院ならではの高度な医療を要する腫瘍、奇形や稀な疾患、あるいは口腔インプラントなどを経験することができます。また、関連病院では口腔外科に加えて有病者歯科治療にも多く携わり、幅広く研修を行っていただけると思います。

内田 文彦

総合病院の歯科口腔外科において病院内では歯科医師としての役割、周辺の医療機関からは口腔外科専門医としての役割が求められると思います。
筑波大学附属病院でのこの2つの役割を担う研修を通して、医療人として病院中における歯科医師の意義を感じることが出来ると思います。つくばエクスプレスで秋葉原まで最短45分のここ、つくばで皆さんをお待ちしております。

福澤 智

筑波大学附属病院歯科口腔外科は、豊富な症例があり、口腔外科医として多くの経験をできる施設です。そして有病者も多く、基礎疾患に対する知識や考えを多く学べることができます。その分勉強すべきことが多いですが、歯科医師としてスタートを切る上で重要なことを学べるプログラムになっています。歯科口腔外科に興味がある方、今増えてきている全身疾患を有する患者について学びたい方は、きっと満足できる施設だと思います。迷っている方はぜひ見学にいらして下さい。

レジデント

寺田 和浩

はじめの2年は大学病院内での研修、昨年1年間は関連病院で、病院歯科に勤務し研修を行いました。
腫瘍、インプラント、顎顔面外傷など多くの症例に直接かかわるとともに、一般歯科の外来にもかかわることができました。
歯科口腔外科に興味のある方、ぜひ我々と一緒にやりましょう。