「ビジネスってなに?」 「研究を実用化するにはどうすればいいの?」って思っていませんか?
米国では、いわゆる研究開発の死の谷を乗り越える手段としてベンチャーが位置付けられ、スタートアップが開発を加速させる手段とされております。 日本でも、核となる研究データを得た後は、早期に起業しVenture Capitalから資金導入を行って開発を加速させることになります。 現在、創薬の分野では新薬のおよそ70%がアカデミア、バイオベンチャー由来となっています。
筑波大学では医療分野でのイノベーションエコシステムを構築する一環として、この分野で先進的な取り組みをしているStanford大学SPARKや
California大学San Diego校 (UCSD)と連携し、研究成果を元に事業を立ち上げるためのアクセラレーションプログラム
皆さんの研究成果は多少の違いはありますが、患者さんそして社会に役立てることができます。その応用の方法は研究者が個人で考えるには限度がありますが、 異なる専門知識を持つプロフェッショナルとの議論、多くのメンターの知識やアドバイスによって、大きくその方向性を変え、飛躍することがあります。
本プログラムは、AMED「橋渡し研究 戦略的推進プログラム」の支援を受けています。
審査委員会による選考の結果、各賞は以下の通りとなりました。
本年度のGrand Prizeは、産業総合研究所発シーズによるスタートアップの起業検討チームである
「Neurit(ニューリット)」(メンバー:長谷川 良平、竹原 繭子、山本 泰豊)が受賞しました。
Global Entrepreneurship Awardは、筑波大学泌尿器科の池田先生を代表としたチームである「VesicAIntelligence」(メンバー:池田篤史、野里博和、河内佑太)が受賞しました。
また、Sparking Innovation Awardは、大阪Research Studioからのチームである「miruion」(メンバー:小竹和樹、新間秀一)が受賞しました。
受賞された3チーム/社は、2021年 2月開催のUCSD海外メンタリングプログラムへ参加となります。おめでとうございます。
筑波大学 つくば臨床医学研究開発機構
連携拠点大学(順不同):慶應義塾大学、大阪大学、京都大学、九州大学、岡山大学
臨床開発からビジネスモデルまで、海外事業も含め豊富な経験を有するメンターを多数起用し、グループワークを通じて製品・事業開発の要素を徹底的に議論します。 また、各チームには臨床医がチューターとして伴走し、支援いたします。
Global Pitchの機会提供だけでなく、Stanford大学SPARKや California大学San Diego校 (UCSD)と連携し、 海外展開を視野に国際ネットワークの形成も支援しております。
Boot Camp・グループワーク・メンタリングを通し、アントレプレナーに必要な開発/知財戦略、ビジネスモデル等を学び、ブラッシュアップされたTPPと出口戦略を見据えた実践的計画を構築します。
Research Studioは、通年のプログラムとなっております。
4月・5月にはResearch Studioのプログラム説明会を各拠点で開催いたします。
その後、筑波大学と大阪大学でBoot Campを行います。Boot Campでは広く参加者を募り、医療アントレプレナーに必要な起業戦略と、
開発/ビジネス戦略の主軸となるTPP/Value Propositionについて講義とグループワークで学びます。
その後、選抜チームプログラムへの応募を行い、5チームを選抜します。
選抜された各チームは、計10回のメンタリング・グループワーク、および特別レクチャーを通じて、標的製品プロファイルならびに
ビジネスモデルをハンズオンにて構築していきます。プログラムの中間および最終には英語でのピッチ会を開催、
メンターは学内外の臨床開発からビジネス展開まで各領域のスペシャリストが担当する実践的講座となっています。
ピッチ会はCalifornia大学SanDiego校やStanford大学をはじめ海外からのメンターを招聘し、海外展開を視野にしたアドバイスを提供します。
2019年 チーム DressUp |
2018年 チーム メトセラ |
筑波大学をはじめ各連携拠点でResearch Studioのプログラム説明会を開催します。今年はWeb開催となります
参加申し込み方法に関しては各拠点にお問い合わせください。
筑波大学で参加を希望される場合には、お名前、ご所属、メールアドレスを記載の上、
TR推進・教育センター Research Studio事務局(問合せ先参照)までご連絡ください。
Boot Campでは、医療アントレプレナーに必要な起業戦略と開発/ビジネスモデルの主軸となる標的製品プロファイル(Target Product Profile)と Value Propositionについて講義とグループワークで学びます。当プログラムでは、希望者に広く参加いただき、自身のシーズを元に議論を行い、 洗練させることを目的としています。Boot Campを通じて、シーズを洗練し、チームを形成した後に、本プログラムへの応募を目指します。
※Boot Campにおいても、シーズの議論においては複数人での参加が不可欠であるため、自身のシーズをテーマにして頂くためには、複数人のチームでご参加下さい。チームではなく個人で参加申し込みをされた場合には、シーズを持っていない参加者に議論に加わって頂きます。
※当プログラムでは、e-learningを用いた事前学習や、オンラインでの講義/グループワークも検討しており、受講が可能な環境をご確認下さい。
※議論は既発表データと公開しても良い情報のみで行いますが、議論の中で新しい知見/アイデアが出る可能性もあるため、参加者には秘密保持に関する誓約書に署名頂きます。
大阪会場 : 2020年 5月26日[火]~5月27日[水] 主催:大阪大学
つくば会場: 2020年 6月20日 [土]~ 6月21日[日] 主催:筑波大学T-CReDO
以下のいずれかに当てはまる方
(*)アカデミアの研究成果を活用した医薬品・医療機器・再生医療等製品等の革新的医療シーズであり、AMED橋渡し研究戦略的推進プログラム拠点の機能を利用することを想定します。 ※応募頂いた方の中でも、上記対象として当てはまらない場合など、参加をご遠慮いただくこともございますのでご了承ください。
2020年 6月5日(予定)
50名程度
無料
下記必要事項を記載の上、TR推進・教育センター Research Studio事務局(お問合せ先参照)までご連絡ください。
後述する応募書類を元に、参加チームを選抜致します。選抜チームは、10週にわたるグループワーク・メンタリング、および特別レクチャーを行います。
前半ではTPPの作成に主眼を置いており、後半ではビジネスモデルの作成を目指します。プログラムの途中と最後には、英語でのピッチを行います。
ピッチ登壇者から優秀チームを選抜し、米国での海外研修を実施します。
筑波大学での予定スケジュールは下記の様になっております。
日程 | 内容 |
---|---|
9月2日(水) | day1 Current Therapeutics |
9月9日(水) | day2 自社技術の棚卸と強みの分析 |
9月16日(水) | day3 Market Analysis/Competitive Landscape |
9月23日(水) | day4 臨床試験のデザインと非臨床データパッケージ |
9月30日(水) | 中間ピッチ・招待講演 |
10月7日(水) | day5 《特別レクチャー》規制 |
10月21日(水) | day6 《特別レクチャー》保険償還 |
10月28日(水) | day7 《特別レクチャー》資本政策 |
11月11日(水) | day8 最終TPP(Value Proposition、Customer Segment、Cost Structure) |
11月18日(水) | day9 Cashflow Management/Milestone |
11月25日(水) | day10 Go to Market Strategy |
12月9日(水) | 最終ピッチ |
12月10日(木) | 国際シンポジウム |
2021年2月頃 | 米国でのトレーニングプログラム(予定) |
※講演内容や日程等は予期せず変更になる場合がございます。
※会場は筑波大学を主会場、慶應大学を副会場としていますが、状況に応じてWeb開催となることもございます。
※Day1~10のグループワーク、メンタリングは18:00開始の予定です。
Research Studio選抜チームプログラムは、Boot Campとは別に参加申し込みが必要となります。募集要項をよくお読みの上、別途ご応募ください。
※当プログラムでは、e-learningを用いた事前学習や、オンラインでの講義/グループワークも検討しており、受講が可能な環境をご確認下さい。
2020年 7月8日(水) 正午(必着)募集は終了しました
ご応募者は 2~5分の「ピッチ動画」のご提出をお願いします。(スマートフォンで撮影可。チームの方はチームで1本の動画)
Youtubeへのアップロード方法は、募集要項をご参照ください。
動画のご提出が難しい場合は別途事務局までご相談ください
筑波大学つくば臨床医学研究開発機構(T-CReDO)
TR推進・教育センターResearchStudio事務局
TEL029-853-3630
E-mail: TR_info#@#md.tsukuba.ac.jp (#@#を@に置き換えてください)