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多職種02【病歴聴取・トリアージ能力教育プログラム】

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この教育プログラムについて

<教育プログラムの目的・効果>

時々刻々と変わる患者の病態をいち早く把握し、緊急性を含めて正しく判断し、適切な対応を取ることは、医師でなくても、医療者にとっては必要な能力である。本プログラムでは、以下の3つのスキルを修得することを目的とする。

  1. 診断およびトリアージのカギとなる病歴を的確かつ効率よく収集する能力
  2. すぐに医師に連絡すべき状態かどうかを判断する能力
  3. 病歴を簡潔に要領よくプレゼンテーションする能力

<教育プログラムの履修方法及び修了要件>

基礎コース(3時間):症候論、臨床推論、トリアージに関するレクチャー
実践コース(3時間×2回):実際の症例を多数呈示し、ケーススタディ方式で臨床判断の実際のプロセスを繰り返し学ぶ。最後に主治医へのプレゼンテーションを行う。
実務研修(3か月):受講者自身が働いている現場で臨床決断を行い、そのプロセスを症例レポートにまとめて提出し、指導教員の評価を受ける。
OSCE:コースの最後に模擬患者の参加するOSCE方式で修了評価を行う。
修了要件:全コースへの出席と、ケーススタディでの観察記録、症例レポートおよびOSCEの評価が一定基準をクリアしていることを条件として修了認定を行う。

履修期間:基礎コース+実践コース9時間、実務研修3ヵ月

 

<教育プログラムの指導体制>

総合臨床教育センターの専任教員で、臨床推論に関する教育経験を有する医師がコーディネーターとなり、総合診療科と協力して年3回実施する。

<教育プログラムの運営に関する特記事項>

プログラム開発にあたっては、チーム医療教育推進室の支援を受け、職種ごとのreadinessとrequestを把握したうえで、実用性の高いプログラムを開発・実施する。

<教育プログラムの新規登録者数等の目標人数>

看護師50名、薬剤師15名、放射線技師5名、理学療法士・作業療法士5名、医事課職員(窓口対応)5名(いずれも1年あたり)

 

<評価指標(事業成果等の分析)>

教育プログラムの修了者数、受講者のフォローアップ評価、受講者のトリアージ能力に関する医師の観察記録評価

 

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