こんにちは。レンです。ぼくが色々な体験をして、みなさんにお知らせするコーナーができました、キャハ。でも喜んでばかりはいられません、責任重大。ケイちゃんにも、「レンくんにそんなことできるの~?」って言われてるの…実はぼくもちょっと心配。
でも、ぼくも勉強しながらチームのみなさんの活動をきちんと報告していけるよう頑張ります! どうぞよろしくお願いします★
ねぇねぇ、ところでうちの病院にメディカル・クラークさんっていう職種の人たちが働いてるの知ってる?紺色の制服を着てお仕事してるよ。各病棟に1~3名配置されていて、フロアごとに業務の場所が違うんだって。
主なお仕事は
- 診断書作成の補助
- カルテ・フィルム等の取り寄せ
- カンファレンスの準備
- 病理(プレパラート)の貸出・返却
- 診療情報提供書への回答
などなど
メディカル・クラークは医師事務作業補助者といって、病院で働くお医者さんの事務作業の負担を減らすためにできたものなんだって。平成20年度から急性期医療を行う病院で配置すると診療報酬に加算できることになりました(でも特定機能病院は除くので、うちの病院は×)。
えー?そしたら他の病院の、同じようにお医者さんのお手伝いしている人たちはどんなことしてるのかな??気になるぅ
そ・こ・で!メディカル・クラークの皆さんと一緒に、医師事務作業補助研究会で中心的役割を果たしている方が働いている、埼玉県さいたま市の東大宮総合病院に視察に行ってきました。
総合臨床教育センターの事務の方も一緒です。男の子はぼく一人だけかな♥と思っていたけど、もう一人メガネをかけた男性もいました。ちぇっ!
今回お邪魔した東大宮総合病院はさいたま市にあり、最寄り駅はJR京浜東北線東大宮駅。
病床数317床で、医師 49/歯科医師 3/看護師 202/准看護師 23/薬剤師 23/理学療法士 34/作業療法士 21/言語聴覚士 6/臨床工学技士 14/放射線技師 15/検査技師 17/管理栄養士 4/視能訓練士 4/歯科衛生士 5/保育士 10/看護助手 26/介護福祉士 5/クラーク 8/事務 95/合計564名(※平成24年4月現在)です。全職員の方が、「愛し愛される病院へ」をモットーに、労を惜しまず患者さんの高い満足を得るために日夜働いている病院です。
医療クラーク室というところで1人1台パソコンを持っていて、デスクワークを中心にお仕事をしてるよ。うちのクラークさんはいつも動いているイメージだよね♪
主な業務は、
- 医療文書作成補助
- 退院要約作成
- 院内がん登録
- NCD症例登録
- 手術統計
などなど
研修は定期的に行われていて、医師・看護部・事務部・薬剤部等の方が講師をして病院全体で医師事務作業補助者を育てようと取り組んでいます。個人個人も常にスキルアップを意識しているそうです。ぼくも見習わなくては!
≪メディカル・クラーク控室にて≫
メディカル・クラークのリーダーでもあり、『メディカル・クラーク養成プログラム』の担当者でもある小澤さん(いつもぼくをかわいがってくれるんだよ♥)がお話してくれました。
「筑波大学附属病院のメディカル・クラークはレジデントの業務削減を目的に導入された為、他の病院と業務が多少異なることもあり〈雑用:カルテ・フィルム等を探す業務がかなりの分量を占めている〉を代行しているイメージが強いです。今後の課題として、「専門職」を意識しつつ、そこをメインとして、なおかつレジデントが負担と感じている雑用も手伝っていければ当院独自の医師事務作業補助者という業務の確立があると思います。1人1人がそうしたメディカル・クラークに成長できる教育プログラムを実施していきたいと考えています。」
小澤さん、メディカル・クラークの皆さん、
これからも頑張ってください!