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ご支援のお願い

病院長メッセージ

ファシリティドッグ導入に寄せて

全国のこども病院で活躍しているファシリティドッグの存在は、治療と向き合うこどもたちにとって、非常に大きな支えになると以前から聞いていました。

私自身、長年にわたり小児心臓血管外科医として、つらい治療に耐えながら懸命に生きるこどもたちと向き合ってきました。そうした経験を重ねる中で、「もしあの時、こどもたちのそばにファシリティドッグがいたら――」と振り返ることがあります。

そのような思いから、このたび筑波大学附属病院へのファシリティドッグ導入を決断しました。

当院で治療を受けるこどもたちが、ファシリティドッグからたくさんの愛情を受け取り、“タッグを組んで”治療に立ち向かう力を得てくれることを、心から願っています。

現在、2027年4月の導入に向けて準備を進めております。

この取り組みが、こどもたちにとって少しでも安心できる療養環境の整備につながり、治療と向き合う日々の中で希望を持てる支えとなるよう、皆さまの温かいご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。

平松 祐司

看護部長メッセージ

ファシリティドッグを迎えるにあたって

このたび、本院にファシリティードッグを迎えることとなりました。看護部長として、この新たな一歩に深い喜びとともに大きな責任を感じています。医療の現場は、病気と向き合うお子さんやそのご家族にとっては、不安や緊張、時に孤独を感じる場でもあります。私たち看護職は、治療を支える専門職であると同時に、そのような思いに寄り添い、心の支えとなる存在でありたいと日々考えてきました。

私自身、日常生活の中で犬と暮らし、共に過ごす時間のかけがえのなさを実感しています。言葉を交わすことはなくとも、そっと寄り添い、変わらぬ眼差しを向けてくれる存在が、どれほど心を癒し、支えてくれるかを幾度となく経験してきました。静かに寄り添い、何も求めず、ただ「そこにいる」その存在の持つ力は、人が思っている以上に大きいものだと感じています。

ファシリティードッグは、まさにその力を医療の現場にもたらしてくれる存在です。お子さんの不安を和らげ、緊張した心をほぐし、治療に向かう気持ちをそっと後押ししてくれる。その存在は、医療者が担うケアを補完し、より温かく人に寄り添った医療を実現する大きな力になると考えています。

一方で、ファシリティードッグは「癒しの象徴」であるだけでなく、専門的な訓練を受け、医療者と協働する医療チームの一員です。安全管理や感染対策、役割の明確化など、医療現場として守るべき責任も決して小さくありません。看護部として、正しい理解のもと、職員一人ひとりがその意義を共有し、安心して共に活動できる体制づくりを進めていくことが重要であると考えています。

ファシリティードッグと共に歩むこれからの時間が、お子さんやご家族にとって、少しでも心が軽くなる瞬間となり、医療者にとってもケアの本質を改めて見つめ直す機会となることを願っています。看護部は、人のいのちと心に寄り添う専門職として、この新しいケアのかたちを大切に育み、より質の高い心のこもった医療の実現に努めていきたいと考えています。

篠崎 まゆみ

あなたのご支援が子どもたちの笑顔と勇気につながります