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多職種24【人材養成プログラム:TEAMS-BR「人への接し方」】

この教育プログラムの e-learning コンテンツ
この教育プログラムについて

<教育プログラムの目的・効果>

期待される効果:チームが民主的に運営され、メンバーの人間関係が継続的に改善される。

ユニット5_人材養成_24

目的:メンバー間の人間的課題を事実分析と良い判断を介して解決するリーダーの力量を育成する。

  • メンバーの人間関係上の問題に気付ける。
  • メンバーの人間関係上の問題の背後要因となる事実を調査できる。
  • 処置を決めるに当たり、メンバーの個性や立場、チームの目的、病院理念は方針を考慮できる。
  • 処置後、処置の効果の調査を基に処理の適否を反省できる。

<教育プログラムの履修方法及び修了要件>

  • 履修方法:チーム医療教育推進室が、ロールプレー主体のオンサイトの研修を企画・調整・実施する。研修終了時、担当講師は人材養成エキスパートの習熟度を評価しフィードバックする(ベーシック講座)。
  • 修了要件:TEAMS-BRの講座に参加し、担当講師より修了認定を受ける。
履修期間:ベーシック講座(1日間)、ファシリテーター養成講座(2日間)

 

<教育プログラムの指導体制>

ファシリテーター養成講座は、日本産業訓練協会認定のTWIマスタートレーナーが担当する。

<教育プログラムの運営に関する特記事項>

TWI は、デミングのPDCAサイクルとCharles Allenの4段階指導法を基に、1940年米国戦時人事委員会(War Manpower Commission)が開発した企業内訓練体系で、1)仕事の改善の仕方、2)仕事の教え方、3)ヒトの扱い方、4)安全な作業の仕方)で構成する。45年までの5年間、米国での受講は300万人規模に及び、徴兵され工員の減少した工場生産の質を維持・向上する要として機能した。GHQは、復興支援目的でTWIを日本に導入し、1955年以後日本産業訓練協会のTWIマスタートレーナーは250万人以上のトレーナーを日本産業界に輩出している。トヨタ自動車は社員教育の礎にTWIを置く企業として世界に知られる。近年、トヨタウェイ導入に熱心な米国医療界の一部は、TWI Instituteの支援を得て病院運営改善にTWIを利用し始めた(例:Verginia Mason Medical Center、シアトル)。この中のTWI-JRを筑波大学附属病院において医療用に再開発したのがTEAMS-BRである。国内での医療者トレーナー養成の便を図るため、筑波大学附属病院は、日本産業訓練協会の協力を得て下記を実施・完了する(協力については、既に合意済み)。

  • TEAMS-BR講座マニュアルの作成

<教育プログラムの新規登録者数等の目標人数>

人材養成エキスパート(単年度当たり9人程度)

 

<評価指標(事業成果等の分析)>

人材養成エキスパート力量の評価指標は、TWI訓練体系自体にはない。人材養成エキスパートの態度能力(責任を果す、協力する、集中する、変革する、情熱を持つ、方針を守る、成長を促す、良心に従う 等)を、無記名WEB入力法を介し、チーム医療教育推進室員、同僚エキスパート、エキスパートがトレーニングを提供する医療チーム、および所属するプロセス管理委員会メンバー等(最低10名)による360度評価を定期的に(少なくとも年1回)実施する。

 

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