センターについて

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ごあいさつ

筑波大学附属病院 茨城県地域臨床教育センター センター部長・教授 島居 徹

筑波大学附属病院
茨城県地域臨床教育センター
センター部長・教授
島居 徹

筑波大学附属病院 茨城県地域臨床教育センターは、地域医療再生計画の一環として、茨城県北・県央の地域医療体制の整備を最終目標として茨城県立中央病院内に設置されました。このプロジェクトは、茨城県内の医師不足地域における自立可能な地域医療体制の整備、新たな医師循環システム構築による地域医療確保を目的としており、筑波大学はそれらに関する研究を行い、本センターはそのための診療、研究、教育を行なう拠点として機能することが求められるという経緯で、2011年10月に9名の構成員で本格的活動を開始、以後段階的に増員され、2018年4月現在15名体制となりました。

診療面では県立中央病院とのチーム医療を推進しており、各専門診療科の強化、新設、主に大学病院で実施されるような高度かつ先進的医療の提供などにより、病院の診療体制、医療レベルの一層の向上に貢献し、成果を上げてまいりました。高度医療の導入、推進においては、内科専門領域、循環器センター、呼吸器科、婦人科、泌尿器科領域における新規治療・手術療法の導入と定着、強度変調放射線治療(IMRT)の開始など救急医療、がん診療の充実に努めてまいりました。また新しい周術期管理や集中治療管理にも精力的に活動しています。

最近の活動としては、2015年度以降、ダヴィンチシステムの導入によるロボット支援手術(前立腺全摘除術、腎部分切除術、膀胱全摘術、縦隔腫瘍摘除術等)が実施され臨床研究も進めてまいりましたが、2018年4月より多くの診療科、術式において保険収載が拡大され、今年度は婦人科領域においてもロボット支援手術を開始予定で、ますます外科手術の低侵襲化がはかられるものと思われます。また2015年10月に再開された産科においても、小児科教員との連携により順調に分娩数を増加してきました。昨年は精神科教員も配置され、各診療科の精神科疾患合併症例やがん緩和治療への支援も可能となってまいりました。これらを通して一般・循環器・救急・がん・産科診療の各分野でより高度で死角のない地域医療の提供が可能になるものと思われます。

今後も県立中央病院の診療教育と大学病院における高度治療、教育システムの融合により、県央・県北の医療および若手医師の育成の中核施設となるよう活動していく所存です。ますますのご指導ご支援をお願い申し上げます。

2018年4月