センターについて

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ごあいさつ

筑波大学附属病院 茨城県地域臨床教育センター センター部長・教授 島居 徹

筑波大学附属病院
茨城県地域臨床教育センター
センター部長・教授
島居 徹

筑波大学附属病院 茨城県地域臨床教育センターは、地域医療再生計画の一環として、茨城県北・県央の地域医療体制の整備を最終目標として茨城県立中央病院内に設置されました。このプロジェクトは、茨城県内の医師不足地域における自立可能な地域医療体制の整備、新たな医師循環システム構築による地域医療確保を目的としており、筑波大学はそれらに関する研究を行い、本センターはそのための診療、研究、教育を行なう拠点として機能することが求められるという経緯で、2010年10月に開設、段階的増員を経て、2011年10月に計9名の構成員で本格的に活動を開始しました。

診療面では県立中央病院とのチーム医療を進めており、各専門診療科の強化、新設、大学病院でなくては実施しにくい高度かつ先進的医療の提供などにより、病院の診療体制、医療レベルの一層の向上に貢献し、着実に成果を上げてまいりました。高度医療の導入、推進においては、内科専門領域、循環器センター、胸部、婦人科、泌尿器科領域における新規治療・手術法の導入と定着、強度変調放射線治療(IMRT)の開始など救急医療、がん診療の充実に努めてまいりました。また新しい術中管理や集中治療管理にも精力的に活動しています。

最近の活動としては、2015年度以降、ダヴィンチシステムの導入によるロボット支援手術(前立腺全摘除術、腎部分切除術、膀胱全摘術、縦隔腫瘍摘除術等)が実施され臨床研究も進められており、ますます外科手術の低侵襲化がはかられるものと思われます。また腫瘍内科、循環器外科、乳腺外科の教員が増員され各領域で活動、さらに県立中央病院産科再開に際しては小児科領域の教員が増員され、再開に大きく貢献いたしました。これらを通じて一般・循環器・救急・がん・産科診療の各分野でより高度で死角のない地域医療の提供が可能になるものと思われます。今年度には精神科教員も配置され、各診療科の精神科疾患合併症例やがん緩和治療への支援も可能となる予定です。

今後も県立中央病院の診療教育に大学病院における高度治療、教育システムを導入していくことにより、県央・県北の医療および若手医師の育成の中核施設となるよう活動していく所存です。ますますのご指導ご支援をお願い申し上げます。

2017年4月