教員紹介

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センター教員

福田  妙子(ふくだ  たえこ) 麻酔科

  ■出身地:埼玉県
   ■卒業大学:筑波大学(1983年)
   ■専門領域:手術麻酔一般、ペインクリニック
   ■資格:麻酔標榜医、麻酔指導医・専門医、ペインクリニック専門医

 科の紹介
 麻酔科は近代外科治療を支えた重要な分野で、もし麻酔が無かったら現代の外科治療の隆盛はありませんし、患者の苦しみは計り知れないものがあります。そして、麻酔に伴って発展した全身管理や鎮痛の知識と技術は今や救急・集中治療・ペインクリニック・緩和医療などに幅広く応用され病院に無くてはならない存在になりました。一方、麻酔科医の数はいつも不足気味で、茨城県は全国的にみても常に低い地域となっています。多くの病院が麻酔科医を待ってくれています。麻酔科医は、救急医療のような高い活動性を求められる領域から、緩和医療のようにゆっくりと患者に向き合える領域まで幅広い活動分野を持っているのが特徴です。もちろん、専門医試験前は幅広く研鑽を積む時期ですが、その後は各自のサブスぺシャリティーに合わせて、働き方のペースを選択できるのも魅力です。
 当院の麻酔科では、婦人科・外科・整形外科・形成外科・口腔外科の全身麻酔を中心にアットホームな雰囲気の中で活動しています。年間の全身麻酔症例数は約1300件ほどです。他院に比べやや硬膜外麻酔併用の全身麻酔が多いのが特徴です。三次医療は行っていませんが、基本的な麻酔を学び手技を身につけたい人にはお勧めです。特色として婦人科の症例数が多く、年間の帝王切開は70〜80件、分娩件数も250件ありますので、将来産科麻酔を専門にしようと考えている人にも向いていると思います。また、地域医療支援病院でもありますのでペインクリニックや緩和医療に興味をお持ちの方にも適していると考えられます。是非、一緒に働きましょう。


 

石井 幸雄(いしい ゆきお) 呼吸器内科

  ■出身地:千葉県
   ■卒業大学:筑波大学(1986年)
   ■専門領域:びまん性肺疾患、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、難治性肺疾患、呼吸器感染症
   ■資格:日本呼吸器内科専門医指導医、日本アレルギー学会専門医指導医、
       日本内科学会認定医指導医、がん治療認定医、結核抗酸菌症認定医、
       インフェクションコントロールドクター

 科の紹介
 呼吸器領域の疾患の特徴は、罹患患者が多く種類が多彩、死因の上位にランクされ、他科疾患との合併が稀ではない、難治性疾患が多いことが挙げられます。
 高齢化社会に伴い、呼吸器疾患は今後ますます増加することが予想されますが、これらの疾患を診る専門医は全国的に不足しています。また、呼吸器領域で難治性疾患が多い理由として、多くの呼吸器疾患は発症や増悪の病態が解明されておらず、病態生理に基づいた創薬が困難であることが挙げられます。臨床から研究まで、呼吸器内科では幅広く人材が求められています。
 研修では、疾患を実際に診ることが重要ですが、多彩な呼吸器疾患を1つの研修施設だけで経験するのは難しいのが実状です。土浦市地域臨床教育センターは筑波大学に至近であるメリットを生かし、筑波大学附属病院や近隣の関連病院とのたすき掛け研修により、多彩な疾患を経験することが可能で、研修期間についても柔軟に対応しています。
 呼吸器、アレルギー領域のCommon disease、さらには基礎疾患や合併症を有する患者の呼吸器病変を数多く経験できます。FeNO測定、モストグラフ、超音波内視鏡検査、局所麻酔下胸腔鏡検査など、最新の呼吸器系専門検査も対応しています。研修に際して、疾患に関する基礎知識やEBMに基づく医療を習得すべく、抄読会やクルズスを定期的に開催し、プレゼンテーションスキルの向上を目指した院内カンファレンスを行っています。呼吸器系の検査、治療の手技習得の機会が極めて多いのが特徴です。
 当センターでは、筑波大学呼吸器内科や近隣病院との共同臨床研究を手掛け、筑波大学施設を利用した基礎研究も行っており、早期より研究に触れてみることもできます。希望する方はセンターでの学位取得も可能です。


 

西浦 康正(にしうら やすまさ) 整形外科

  ■出身地:和歌山県
   ■卒業大学:慶應義塾大学(1986年)
   ■専門領域:整形外科一般、手外科、肘関節外科、末梢神経障害
   ■資格:日本整形外科学会専門医、日本手外科学会専門医

 科の紹介
 質の高い医療とは、高い確率でよい治療を行うことと考えます。そのためには、正しく診断し、適切な治療を行うことが必要です。これは、どの科にも通じることですが、整形外科においても同様です。診断・治療プロセスの合理的な考え方と確実な治療手技が重要です。臨床医をめざされている方であれば、誰しも名医になろうと思っていることと思います。合理的な考え方のもとに、確実な治療を行っていけば、おのずから、質の高い医者になることができます。
 整形外科の中にもいろいろな分野がありますが、私の専門は手外科・肘関節・末梢神経です。私は、これら領域の一般的な外傷・疾患のほかに、難治性となった陳旧例や慢性疾患の治療も行っています。このため、茨城県内の他の病院ではあまり行われていない手術も行っています。手外科は、むずかしいと考えられがちで、一般整形外科医があまり勉強しない分野です。しかし、手外科の診断・治療の考え方や手技・方法を習得すれば、整形外科の他の領域への応用が効くので、非常に有益です。また、当科の青戸医師は膝関節のスペシャリストで、膝関節鏡や人工膝関節手術を中心に下肢の手術を行っています。
 正しい知識の習得の仕方、正しい技術の習得、そして、患者さん一人ごとのニーズに応じた治療の実践を指導し、研修医の皆さんの独り立ちを応援していきたいと考えています。


 

西 功(にし いさお) 循環器内科

  ■出身地:茨城県
   ■卒業大学:佐賀医科大学(1993年)
   ■専門領域:循環器内科全般、心筋症、心不全、心臓リハビリテーション
   ■資格:日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本内科学会認定内科医、
       日本循環器学会認定循環器専門医、心臓リハビリテーション指導士

 科の紹介
 現在当科は、院長をはじめ3名の循環器専門医と1名の後期研修医の計4名で循環器疾患の入院診療にあたっております。心不全、狭心症や心筋梗塞を代表とする虚血性心疾患、不整脈などの一般的な循環器疾患について研修することができます。
 院内には、循環器領域に関する多くの検査器機を有し、それらを用いて、様々な検査を行うことができ、学べます。具体的には、心エコー図検査、血管エコー検査、ホルター心電図検査、トレッドミル運動負荷試験、心肺運動負荷試験(CPX)、脈波(CABI)、24時間血圧計(ABPM)、睡眠時無呼吸検査、心臓カテーテル検査、電気生理学的検査、冠動脈CT、心臓MRI、心筋シンチグラムなどです。また、経皮的冠動脈インターベンションや永久ペースメーカ植え込み術なども施行しておりますので、研修することができます。
 当科の特色のひとつとして、心大血管リハビリテーション(心リハ)があげられます。平成24年12月に心大血管リハビリテーションIを取得し、平成25年4月から心リハ外来(毎週月曜日午前)を開設しております。院内には心臓リハビリテーション指導士が3名常在し、外来通院型を中心に急性心筋梗塞・狭心症・心臓手術後から心不全・閉塞性動脈硬化症(末梢動脈疾患)までさまざまな心血管疾患患者に対して、ニ次予防等を目的として積極的に心大血管リハビリテーションを行っております。
 研修医のみなさんは入院診療が主であり、入院患者を受け持つことが多いと思います。当院では医師、看護師、理学療法士、作業療法士、薬剤師および管理栄養士で心リハチームを形成し、チーム医療を展開しています。研修医のみなさんもこのチームに参加することにより、急性期から慢性期にかけてのシームレス診療に携わることができます。
 当科で研修してみませんか? 皆さまとともに診療できる日を心待ちにしています。


 

廣瀬 充明(ひろせ みつあき) 消化器内科

  ■出身地:茨城県
   ■卒業大学:島根医科大学(2004年)
   ■専門領域:消化器内科一般、内視鏡治療
   ■資格:日本内科学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本肝臓学会専門医、
       日本消化器内視鏡学会専門医

 科の紹介
 当科は消化器内科専門医2名と後期研修医1名の計3名で消化器疾患の診療を行っています。消化器内科は、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸等の消化管疾患から、肝臓、胆嚢、膵臓に至る消化器疾患全般を取り扱います。
 近年、内視鏡治療の発展は目覚しく、外科に一番近い内科でもあります。院内には最新の内視鏡システムを完備し、早期癌に対する内視鏡治療(EMR、ESD)、消化管出血に対する内視鏡的止血術、悪性狭窄に対するステント留置術、総胆管結石に対するERCP・ESTなど内視鏡治療全般を積極的に行っています。
 消化器内科が診療する消化器癌は年間悪性新生物部位別死亡率の上位多数を占めている状況にあります。当科では内視鏡的治療から化学療法、緩和医療までを担当し、診断から治療、終末期医療までの一貫したがん治療を行っています。
 肝疾患に対しても多くの症例を診療しています。慢性肝炎に対してのインターフェロン治療や新規の抗ウイルス剤での治療、肝硬変に対する内科的治療、肝癌に対するラジオ波治療や肝動脈化学塞栓術を積極的に行っています。
 当科に研修に来られた際には、これまでの研修についてうかがい、これからの将来の目指している方向性を聞き、それに対してこの研修期間で何に取り組めばプラスになるだろうとそれぞれ相談の上で研修、教育を行っていきたいと考えています。多種多様な疾患を診療しており、有意義な研修が行える環境は整っています。当科での研修を心待ちにしております。