コース概要
大学名等 | 筑波大学大学院人間総合科学研究科,東京医科歯科大学医歯学総合研究科 |
教育プログラム・ コース名 |
小児周産期高度医療人材養成プログラム |
対象者 | 大学院生,専門医(産婦人科,小児科,小児外科,周産期(母体・胎児,新生児)) |
修業年限(期間) | 4年 |
養成すべき人材像 |
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修了要件・履修方法 | 大学院:本コースで定める必修科目(8単位)と選択必修及び選択科目を合計30 単位以上を履修し,中間評価の合格を経て,博士論文の審査及び最終試験に合 格すること。 |
履修科目等 | <必修科目> 研究倫理(1単位),ゲノム医学・分子医科学(1単位),医学統計(1単位), 疫学・公衆衛生学(1単位),臨床研究デザイン(1単位),知財戦略(1単 位),科学英語(1単位),論文執筆法(1単位) <選択必修科目> 産科学,小児新生児学,小児外科学(10単位以上) <選択科目の例> 遺伝カウンセリング(1単位),胎児学(1単位),発達心理学(1単位),小 児腫瘍学(1単位),新生児外科特論(1単位),レギュラトリーサイエンス(1 単位),地域医療学(1単位),超音波遠隔診断実習(6単位),橋渡し研究・ 医師主導臨床試験の進め方実習(6単位),ヘルスサービスリサーチ演習(6単 位)【履修科目選択の例】 産婦人科・小児科・小児外科の大学院生は各々必修8単位,自分の所属する領域 の選択必修科目10単位を取得する。選択科目については,1高度医療を担う専 門医,2先進医療を開発する研究医,3小児在宅医療など,地域の新しい医療 を担う臨床医等のキャリアパスに応じて12単位を履修する。講義はeラーニング の形式で提供される。選択科目の中には,実習や演習などのインテンシブコー スの準備になる科目も含めて,次のインテンシブコースを選択した場合には,なる べく短期間で実際の医療技術を修得できるように配慮する。 |
教育内容の特色等 (新規性・独創性 等) |
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指導体制 |
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教育プログラム・ コース修了者の キャリアパス構想 |
医学博士。専門医(産婦人科,小児科,小児外科, 周産期(母体・胎児,新生 児))がさらに高度の小児周産期の専門性を修得して,大学や地域基幹病院で 指導者として活躍する。 |
受入開始時期 | 平成27年4月 |
受入目標人数 | 対象者 | H26年度 | H27年度 | H28年度 | H29年度 | H30年度 | 計 |
大学院生 | 0 | 2 | 2 | 2 | 2 | 8 | |
各専門医 | 0 | 0 | 10 | 15 | 15 | 40 | |
計 | 0 | 2 | 12 | 17 | 17 | 48 |
大学名等 | 筑波大学附属病院、筑波大学大学院人間総合科学研究科 東京医科歯科大学医学部附属病院、東京医科歯科大学医歯学総合研究科 |
教育プログラム・コース名 | 高度周産期医療:実践スキルアッププログラム(インテンシブ) |
対象者 | 小児科専門医、産婦人科専門医、小児外科医(外科専門医取得後)、および 周産期医療を特に希望する後期研修医 |
修業年限(期間) | 3年間 基本120時間で履修証明とする。 技術指導の部分は短期集中コースとする。 |
養成すべき人材像 |
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修了要件・履修方法 | 共通スキルアップコースおよび専門診療スキルアップコースの中から,履修生が年間計画を立てて科目を選択し,履修する。評価は各科目における到達目標の達成,あるいは試験,レポートにより行う。履修科目によっては,症例検討会や研修会の開催実績をもって評価対象とする。 |
履修科目等 | #1 共通スキルアップコース(各科共通) 出生前診断(1単位),prenatal visit(1単位) 周産期の生命倫理(1単位),遺伝カウンセリング(1単位) 多職種連携による周産期チーム医療(1単位) NICUから在宅医療への移行(1単位) 周産期急変対応シミュレーション(1単位:短期集中) など #2 専門診療スキルアップコース(小児科、小児外科、産婦人科) 胎児モニタリング(1単位),胎児治療(1単位),産科救急(1単位) 新生児・小児内視鏡下手術(1単位),新生児外科指導者養成(1単位) 新生児急性期管理指導者養成(1単位),栄養管理(1単位) ハイリスク新生児フォローアップ(1単位), 新生児蘇生法指導者養成(1単位:短期集中)など |
教育内容の特色等 (新規性・独創性 等) |
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指導体制 |
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教育プログラム・ コース修了者の キャリアパス構想 |
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受入開始時期 | 平成27年4月 |
受入目標人数 | 対象者 | H26年度 | H27年度 | H28年度 | H29年度 | H30年度 | 計 |
産婦人科専門医 | 0 | 2 | 3 | 3 | 3 | 11 | |
小児科専門医 | 0 | 2 | 5 | 5 | 5 | 17 | |
小児外科医 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 4 | |
計 | 0 | 5 | 9 | 9 | 9 | 32 |
大学名等 | 筑波大学附属病院,筑波大学大学院人間総合科学研究科 東京医科歯科大学医学部附属病院,東京医科歯科大学医歯学総合研究科 |
教育プログラム・コース名 | 小児在宅医療人材養成コース(インテンシブ) |
対象者 | 大学院生,小児科後期研修医,小児在宅医療を担う医師 |
修業年限(期間) | 1年 |
養成すべき人材像 |
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修了要件・履修方法 | 基本120時間で履修証明とする。 技術指導の部分は短期集中コースとする。 |
履修科目等 | 研究倫理(1単位),生命倫理(1単位),ヘルスサービスリサーチの基本概念 とその実際(1単位),臨床的アウトカム指標とデータ収集・分析方法(1単 位),疫学(1単位),地域医療学(1単位),緩和ケア(1単位),福祉制度概 論(1単位),障害児医療のイロハ(1単位),障害児医療の魅力「治す医療」 から「寄り添う医療」へ(1単位),小児在宅医療実技講習会(10単位),訪問 看護実習(10単位),研修会や症例検討会への参加(10単位) |
教育内容の特色等 (新規性・独創性 等) |
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指導体制 | 筑波大学(小児科,ヘルスサービスリサーチ分野),東京医科歯科大学,茨城 県立医療大学などの大学の教員のみならず,土浦協同病院,茨城県立こども病 院,小児在宅医療クリニック(あおぞら診療所 前田浩利 医師)などのス タッフと連携して,対面的教育,eラーニングコンテンツの作成に当たる。 |
教育プログラム・ コース修了者の キャリアパス構想 |
小児科専門医,小児神経専門医,在宅医療専門医相当の臨床能力を有し,茨城県のみならず,全国における在宅医療を強化・推進する中核の人材となる。 |
受入開始時期 | 平成27年4月 |
受入目標人数 | 対象者 | H26年度 | H27年度 | H28年度 | H29年度 | H30年度 | 計 |
大学院生 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 4 | |
小児科後期研修医 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 4 | |
小児在宅医療を担う医師 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 3 | |
計 | 0 | 2 | 3 | 3 | 3 | 11 |
大学名等 | 筑波大学大学院人間総合科学研究科,筑波大学附属病院 東京医科歯科大学医歯学総合研究科,東京医科歯科大学医学部附属病院 |
教育プログラム・コース名 | 包括的小児周産期領域専門医養成コース |
対象者 | 大学院生,小児科後期研修医,小児在宅医療を担う医師 |
修業年限(期間) | 1年 |
養成すべき人材像 |
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修了要件・履修方法 | 基本120時間で履修証明とする。 技術指導の部分は短期集中コースとする。 |
履修科目等 | 研究倫理(1単位),生命倫理(1単位),ヘルスサービスリサーチの基本概念 とその実際(1単位),臨床的アウトカム指標とデータ収集・分析方法(1単 位),疫学(1単位),地域医療学(1単位),緩和ケア(1単位),福祉制度概 論(1単位),障害児医療のイロハ(1単位),障害児医療の魅力「治す医療」 から「寄り添う医療」へ(1単位),小児在宅医療実技講習会(10単位),訪問 看護実習(10単位),研修会や症例検討会への参加(10単位) |
教育内容の特色等 (新規性・独創性 等) |
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指導体制 | 筑波大学(小児科,ヘルスサービスリサーチ分野),東京医科歯科大学,茨城 県立医療大学などの大学の教員のみならず,土浦協同病院,茨城県立こども病 院,小児在宅医療クリニック(あおぞら診療所 前田浩利 医師)などのス タッフと連携して,対面的教育,eラーニングコンテンツの作成に当たる。 |
教育プログラム・ コース修了者の キャリアパス構想 |
小児科専門医,小児神経専門医,在宅医療専門医相当の臨床能力を有し,茨城県のみならず,全国における在宅医療を強化・推進する中核の人材となる。 |
受入開始時期 | 平成27年4月 |
受入目標人数 | 対象者 | H26年度 | H27年度 | H28年度 | H29年度 | H30年度 | 計 |
大学院生 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 4 | |
小児科後期研修医 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 4 | |
小児在宅医療を担う医師 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 3 | |
計 | 0 | 2 | 3 | 3 | 3 | 11 |
大学名等 | 筑波大学大学院人間総合科学研究科 東京医科歯科大学医歯学総合研究科 |
教育プログラム・コース名 | 小児周産期領域医学画像診断開発人材養成プログラム(インテンシブ) |
対象者 | 医学科大学院生 産婦人科,小児科,小児外科専門医取得後の医師 |
修業年限(期間) | 4年 |
養成すべき人材像 |
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修了要件・履修方法 |
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履修科目等 | <必修科目(単位)合計10単位:eラーニング> 超音波検査の基礎(2),CTの基礎(2),MRIの基礎(2),各種画像診断装置 の安全性(2),画像解析の基礎(2) <選択必修科目(単位)合計5単位:実技演習> 胎児超音波診断実習(5)又は小児超音波診断実習(5) <産科超音波検査選択科目(単位):eラーニング> 胎児ソフトマーカー(1),胎児心臓循環器(3),胎児頭部・腹部・四肢 (2),胎盤・胎児胎盤機能(2),癒着胎盤(1),子宮頸管長(1),母体静 脈血栓症(1),乳腺(2) <小児超音波検査選択科目(単位):eラーニング> 脳(1),先天性心疾患(3),小児腹部(3) <CT選択科目(単位):eラーニング> 骨系統疾患(1),CTアンギオグラフィ(1) <MRI選択科目(単位):eラーニング> 母体脳循環(1),胎児MRI(1),低酸素性虚血性脳症(1),小児腹部(3) |
教育内容の特色等 (新規性・独創性 等) |
医療工学の進歩に伴い医療用画像診断装置は目覚ましい発達を遂げ,現在の 日常診療において必須のアイテムとなっている。画質の向上が従来の形態学的 診断効率を飛躍的に向上させたことは論を待たないが,近年では形態のみなら ず,画像診断装置から得られる様々な生体パラメタ―をバイオマーカーとして 用いることが試みられている。特に胎児・新生児期は外界の環境要因によるエ ピゲノム変化の感受性が最も高い時期であり,多因子により発生すると考えら れている発達障害の早期発見や,将来の成人病発症予測へ有用な情報が,周産 期・小児期の画像診断から得られる可能性が期待されている。しかしながら, これらの技術が実用化に至りにくい背景には,医学領域と工学領域の間を埋め る橋渡し的役割を担う人材の不足が一つの要因として挙げられる。そこで本教 育プログラムでは,臨床医として必須の画像診断技術・能力を習得するのみなら ず,必修科目の履修によりその物理的な背景,原理、画像解析理論をも理解し,小 児周産期医療分野における新たな画像診断ツールを開発する能力を有する人材を 養成することをも目的としている点が特色である。 筑波大学の総合大学としての先端医療開発力と,東京医科歯科大学の医系総 合大学としての研究力を融合させることで,全国における医学工学連携のモデ ルとなり得る独創的な教育プログラムと言える。 |
指導体制 |
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教育プログラム・ コース修了者の キャリアパス構想 |
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受入開始時期 | 平成27年4月 |
受入目標人数 | 対象者 | H26年度 | H27年度 | H28年度 | H29年度 | H30年度 | 計 |
後期研修医 | 0 | 2 | 2 | 2 | 2 | 5 | |
計 | 0 | 2 | 2 | 2 | 2 | 8 |