初期研修カリキュラム【 地域医療 】

カリキュラム責任者：端山　幹大

一般目標（GIO）

地域に根差した中小病院において、診療所や在宅との病診連携及び多職種連携に関して理解し、患者やその家族に対して全人的に対応することができる。

個別目標（SBOs）

1. 病診連携を含め、病院・診療所の役割が理解できる。
2. 診療所での患者の診療を理解できる。
3. 在宅での介護や医療に必要な制度や物品を理解し、準備ができる。
4. 診療所からの病院へ紹介患者に対応できる。また、逆紹介に関して理解し、必要なものを準備できる。

方略（LS）

• 初診外来や救急外来など診療所や在宅診療と直接つながりの深い研修を行う（1か月）。
• 地域連携カンファレンスや多職種合同カンファレンスに主体的に参加する。
• 指導医から地域医療に関するレクチャーを受ける。
• 指導医とともに訪問診療を行う。
• 主治医意見書の作成を行う。
• 紹介状の返事、逆紹介の資料作成を行う。

  ＊状況や希望に応じて診療所、保健所などの施設での研修も可。

評価（Ev）

1. EPOCまたは指定の評価表による評価を行う。
2. 当院での研修修了時に面接評価を行う。