心臓血管外科・循環器内科病棟の毎日

けやき10階東病棟

10階東病棟へようこそ。10階東病棟は心臓血管外科・循環器内科の病棟です。私たちは主に、心臓・大血管の疾患や心不全、心筋梗塞など命に関わる急性期の患者さんと向き合っています。

24時間見逃さない心臓のSOS

心電図には心臓が発するわずかな異変のサインが隠れています。何度も心電図を見て考えて、分からないところは先輩と相談しながら少しずつ読めるように頑張っています。

患者さんと家族に寄り添う医療

毎週、医師・看護師・理学療法士・ソーシャルワーカー・管理栄養士等の多職種で退院支援カンファレンスを行っています。情報共有を行い、「患者さんや家族にとって今何が必要か」「退院後にどのような支援が必要か」を一緒に考え、具体的な支援計画を立てています。

退院後もその人らしく過ごせるように

心不全は、症状が安定しても再発や悪化を繰り返す可能性が高い病気です。薬の管理、食事や運動の工夫、症状の変化への気づき方など、患者さんと家族に説明をしています。患者さんの再入院の予防と、その人らしい生活を守るために欠かせない看護の役割です。

病棟スタッフの活気ある雰囲気

最後に私たちは心臓や大血管の病気と闘う患者さんや心臓の大手術を抱えた患者さんの「命」を守るだけでなく、その「不安」や「想い」にも寄り添いながら、一日一日をともに歩んでいきたいと思っています。患者さんの小さな変化をキャッチして職種や経験年数の垣根を越えて、スタッフ同士で声を掛け合い、患者さんと家族の今とこれからを支えています。

けやき手術室の紹介

けやき手術室の大通り

こんにちは。今日はけやき手術室を紹介します。ここは手術室入り口からすぐの大通りで、看護師は毎朝ここで朝礼を行っています。突き当たりから左右に廊下が延びていて、けやき手術室は全部で18部屋あります。

新しくできたRoom R

この部屋は一番新しくできた部屋で、主に手術ロボット(ダヴィンチ)を使用するお部屋になっています。ロボットの頭文字RをとってRoom Rと名付けられました。ダヴィンチはとても大きいためお部屋が広く設計されています。

先輩看護師と共に手術に入る一年生看護師

7月から7人の1年生が手術室に来てくれました。覚えることがたくさんあって大変ですが、先輩看護師のフォローのもと日々いろんなことを経験して頑張っています。

GCU病棟紹介

GCU病棟は、昨年8月にB棟へ移転をし、新しい病棟になりました。

GCU病棟入り口

今年度より、GCU病棟入り口に季節の装飾をしています。7月は、七夕の装飾です。御家族の方々やスタッフにも協力いただき、素敵な飾り付けとなりました。今後も季節に応じて装飾を変えて、赤ちゃんや御家族の方々にも楽しんでいただけたらと思います。

新病棟は、病床数が増えて広くなりました。GCUは、主に早産や低出生体重児が入院しており、NICU病棟と連携しながら赤ちゃんを受け入れています。赤ちゃん自身は、言葉で伝えることが出来ないため、バイタルサインや表情を確認し、変化を見逃さないように心がけています。また、御家族への精神的支援や退院に向けての育児指導や医療ケアの指導も重要な看護師の役割と考えています。

GCUへ入職した1年目看護師は、6名です。自己紹介ポスターを作成しました。入職して4ヶ月がたち、先輩看護師のサポートを受けながら少しずつ仕事にもなれてきました。秋には、夜勤のオリエンテーションが始まります。これからもたくさんの研修に参加をして、看護を学びますが、成長出来るよう病棟の先輩看護師全員で新人看護師を支援していきます。