卒業シーズン

三月を迎えて梅もほころび、卒業式&謝恩会の季節となりました。
コロナ禍の影響で参加できていなかった謝恩会でしたが、先日「茨城県立医療大学」の謝恩会にお邪魔させていただきました。

食事をいただき、余興のMovieや合唱を楽しませていただきました。筑波大ゆかりの懐かしい先生方にもお会いできて、楽しいひと時を過ごさせていただきました。

当院看護部長を囲んで、2025年4月新採用の方々と記念撮影をしました。4月からよろしくお願いします<(_ _)>

三寒四温の季節となります。学生生活の最後の春となります、体調に気を付けてしっかり楽しんでくださいね。そして、四月にお会いできるのを楽しみにしています。(^_-)-☆

赤ちゃんのベッド

NICU病棟

こんにちは!NICU病棟です。今回は、NICUに入院している赤ちゃんが使用しているベッド、開放式保育器と閉鎖式保育器を紹介したいと思います。

開放式保育器

開放式保育器は在胎週数34週以降の赤ちゃんが出生後に使用します。ベッド上部にヒーターがついており、赤ちゃんの体温に合わせてベッド全体を温めることが出来ます。処置を行いやすいことも特徴です。

閉鎖式保育器

閉鎖式保育器はさらに週数の浅い、在胎34週未満の赤ちゃんが使用します。一般的に保育器というとこちらを想像する方が多いかもしれません。保育器の中は温度、湿度を細かく管理することができ、皮膚や体温調整機能が未熟な赤ちゃんを守ってくれます。保育器内の酸素濃度を調整することも可能です。普段は上からバスタオルをかけ、照明を遮ることでなるべく胎内環境に近づけています。

近くで見るとこんな感じ…

今回はモデル人形に入ってもらいました。なんだか狭そうに見えますが、実際にはもっと小柄な赤ちゃんが入るので、ゆとりがある大きさです。手前と奥にある処置窓から手を入れて処置を行うため、開放式保育器と比べてやや処置を行いづらいです。

今回は赤ちゃんのベッドを紹介しました!日々治療を頑張っている赤ちゃんの環境がイメージできましたか?ぜひ少しでもNICUに興味を持ってもらえたらうれしいです。

つくば市バースセンターの紹介

バースセンターの入り口

つくば市バースセンターは、妊産婦さんが主体的に妊娠・出産、育児に臨めるように、バースセンターの助産師が、おかあさんとあかちゃんをサポートする院内助産システムです。妊娠初期から助産師が中心となり、妊産婦の皆さんとコミュニケーションを図りながら、ゆっくり時間をかけて出産や育児に必要な心と身体作りをお手伝いしています。「自分らしい いいお産」をモットーに安心・安全なお産を提供しています。

LDR(Labor陣痛、Delivery分娩、Recovery回復)

妊産婦さんには出産の間も出産後もLDRで過ごしていただけます。12室の分娩室は全て個室のLDRタイプです。木の温もりを感じられる空間で落ち着いた家庭的な雰囲気の中でお産ができます。また、出産後のおかあさんが安心してあかちゃんと過ごせるようにプライバシーにも配慮した空間となっています。

病室

全室個室で、シャワーやトイレもついています。洗面、トイレ、シャワースペースは妊産婦さんの動線を考えた作りとなっています。

入院待合室

入院待合室は、あかちゃんの誕生を待つ間や出産後の面会の際にご利用いただいています。

外来の準備をする助産師

妊娠初期からバースセンター外来で助産師による妊婦健診が始まります。妊産婦さんやご家族の皆さんとコミュニケーションを図りながら、ゆっくり時間をかけて出産や育児に必要な心と身体作りをお手伝いします。お産後も診察とともに、おかあさんとあかちゃんが共に健康で過ごせるようにアドバイスしていきます。バースセンター専用ホームページもありますので是非見てみてください!!