橋渡し研究支援プログラム
1.医療シーズの育成と支援
2.支援内容
知的財産戦略について、知財・研究戦略相談会において、シーズ研究者、顧問弁理士、研究開発マネジメント部に所属するプロジェクトマネージャー、T-CReDOの臨床医などが出席し、知財獲得に向けた戦略を策定するとともに、その実現の近道となる研究計画に関する助言・提案や研究進捗状況の把握を行います。
特にシーズAに採択された課題については、出口を見据えた工程の下、先行技術との優位性を確認し、標的疾患、適切な標的製品プロファイル(TPP)の策定や強い知財獲得のために実施すべき追加試験などに関する助言を行うため、原則として年2回の相談会を開催します。
更に、シーズの開発段階に応じて、策定した出口戦略に則り、企業とのマッチング面談、BIO Japanなどへのブース出展などを通じて、ライセンスアウトを支援します。その他、シーズの開発過程で必要に応じて、PMDAのRS総合相談・RS戦略相談に関して支援します。
また、シーズの開発段階に応じて適切な応募区分を選択して応募いただくため、応募申請前相談も受け付けております。申請資料作成時に不明点などがありましたら、問い合わせ先に記載されているメールアドレスまでご相談ください。
- 参考:RS総合相談・RS戦略相談(PMDA)
- 最新の公募情報はこちら
支援課題公募の結果
多数のご申請をいただき誠にありがとうございました。
令和4年度、令和5年度、令和6年度、令和7年度の支援課題公募の結果について公表させていただきます。
(preF/シーズB/シーズCについては、拠点採択結果まで)
支援中のシーズ
筑波大学にて支援しているシーズで、薬事申請上の分類とステージ別のシーズ件数 (2025年5月1日現在)を示します。

| シーズ分類 | シーズA | シーズB | シーズC |
|---|---|---|---|
| 医薬品 | 68 | 20 | 4 |
| 医療機器 | 44 | 26 | 11 |
| 再生医療等製品 | 10 | 4 | 0 |
| 体外診断用医薬品 | 13 | 3 | 0 |
| その他 | 6 | 2 | 0 |
筑波大学からAMEDへ申請して採択されたシーズ(preF/preB、シーズF、シーズB、シーズC)は以下の通りです。
| 採択区分 | シーズ番号 | 研究代表者 | 代表者所属機関 | 研究開発課題名 |
|---|---|---|---|---|
| preF | B19-54 | 戸所 大輔 | 群馬大学 | 真菌性角膜炎の克服に向けたルリコナゾール点眼の非臨床開発 |
| 採択区分 | シーズ番号 | 研究代表者 | 代表者所属機関 | 研究開発課題名 |
|---|---|---|---|---|
| preF | B21-11 | 伊川 友活 | 東京理科大学 | T/NK前駆細胞を用いた神経芽腫に対するCAR-NK細胞療法の開発 |
| preF | B21-22 | 坂口 昌徳 | 筑波大学 | 睡眠中の音刺激によるPTSDの新規治療法の開発 |
| preF | B23-02 | 山下 親正 | 東京理科大学 | アルツハイマー病の原因蛋白を標的とした糖鎖修飾Glucagon-like Peptide-1誘導体点鼻薬の開発 |
| 採択区分 | シーズ番号 | 研究代表者 | 代表者所属機関 | 研究開発課題名 |
|---|---|---|---|---|
| preF | 22-02 | 澁谷 彰 | 筑波大学 | 虚血性臓器障害に対するエフェロサイトーシス医薬の開発 |
| preF | 19-56 | 田中 佑治 | 東京都健康長寿医療センター | 低眼圧症治療のための冷却溶解性隅角閉塞剤の開発 |
| preF | 22-01 | 土谷 浩一 | 物質・材料研究機構 | 高耐久性コバルト-クロム合金を用いた次世代胸部ステントグラフトの開発 |
| preF | 20-23 | 吉冨 徹 | 物質・材料研究機構 | 消化管癌の長期ピンポイントマーキングを可能にする組織結合型蛍光色素の開発 |
| シーズB | 18-44 | 岸田 晶夫 | 東京医科歯科大学 | 角膜実質治療のための長期保存可能な脱細胞化透明ブタ角膜実質の開発 |
| 採択区分 | シーズ番号 | 研究代表者 | 代表者所属機関 | 研究開発課題名 |
|---|---|---|---|---|
| preF | B19-17 | 石原 伸輔 | 物質・材料研究機構 | 肺高血圧・呼吸不全治療の革新に向けた小型NO吸入器の開発 |
| preF | 19-56 | 田中 佑治 | 東京都健康長寿医療センター | 低眼圧症治療のための冷却溶解性隅角閉塞剤の開発 |
| preF | B19-45 | 星 崇仁 | 筑波大学 | 眼科癒着防止材を用いた緑内障手術材料の開発 |
| preF | B21-01 | 山崎 聡 | 筑波大学 | 新規造血幹細胞の増幅技術を用いた急性白血病等に対する臍帯血移植法の確立 |
| シーズC | C21-07 | 櫻井 英幸 | 筑波大学 | 初発悪性神経膠腫に対する新型高出力中性子線源を用いたホウ素中性子捕捉療法の安全性試験 |
| 採択区分 | シーズ番号 | 研究代表者 | 代表者所属機関 | 研究開発課題名 |
|---|---|---|---|---|
| preB | B18-44 | 岸田 晶夫 | 東京医科歯科大学 | 高静水圧処理により脱細胞化した長期保存可能なブタ由来角膜実質再建足場開発 |
| preB | B17-52 | 舘野 浩章 | 産業技術総合研究所 | 早期膵がんをも検出する新規リキッドバイオプシー:膵がん患者血液中の糖タンパク質マーカーを検出する新規レクチン-抗体サンドイッチアッセイ |
開発実績・成果
筑波大学T-CReDOで支援したシーズから見出された成果は以下の通りです。(2025年3月31日現在)
| 成果 | 件数 |
|---|---|
| 治験届(医師主導治験) | 11 |
| 製造販売承認(認証)取得 | 6 |
| 保険医療化 | 4 |
シーズ評価委員会
シーズ評価委員会は、シーズ育成や産学官連携に係るアドバイザーで構成し、AMED「橋渡し研究プログラム」、「橋渡し研究プログラム(大学発医療系スタートアップ支援プログラム)」による支援シーズの評価・選定を実施しています。
その方法は、AMED橋渡し研究プログラムの評価指標に準拠し、革新的医薬品・医療機器・再生医療等製品の実用化に必要とされる11の要素から、以下の観点を重視してシーズを評価します。
詳しくは、シーズ評価委員会ページをご覧ください。
お問い合わせ
筑波大学つくば臨床医学研究開発機構 研究開発マネジメント部
石田純子
E-mail
adm_seeds◎un.tsukuba.ac.jp
(◎を@に置き換えてください)
TEL 029-853-5625029-853-5625