茨城 脳卒中・心臓病マップ
高血圧予防できることから始めてみませんか
脳卒中

センターの重点事業
高血圧は最大の原因。

高血圧を完全に予防すれば、脳卒中心疾患による死亡のうち10万人/年以上を防ぐことができます。
そのために当センターでは高血圧に対する予防活動に力をいれています。

ご挨拶

地域全体で健康寿命延伸に取り組む

筑波大学附属病院 茨城県脳卒中・心臓病等総合支援センターのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

健康寿命の延伸は、私たち医療従事者だけでなく、地域全体が取り組むべき重要な課題です。健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」を指し、その延伸には、脳卒中や心疾患といった循環器疾患の予防、早期発見、適切な治療、そしてその後の生活支援が欠かせません。これらの疾患は、救命・後遺症軽減のために急性期治療が重要である一方、退院後もリハビリテーションや地域の支援体制が必要です。

2024年12月より、私がセンター長を務めるにあたり、地域の皆様の健康寿命の延伸に向けた包括的な取り組みをさらに強化してまいります。

医療従事者の皆様へ

当センターでは、茨城県の脳卒中と心臓病に関するワンストップ相談センターとして情報のハブとなることを目指しております。このために顔の見える連携関係が重要と考えています。県行政や茨城県医師会、地域医療機関と緊密に連携するための体制構築に力を入れてまいります。脳卒中と心臓病の地域医療従事者の皆様との情報共有を強化し、診療ネットワークを県全体に広げ、スムーズな患者搬送や、急性期治療後の切れ目ないフォローアップを目指しています。また、医療者向け研修会を通じて、最新の医療知識と技術を地域全体で共有し、医療の質向上に努めています。地域の皆様に最善の医療を届けるため、皆様のご協力を引き続きお願い申し上げます。

一般市民・患者の皆様へ

循環器疾患は日常生活や健康寿命に大きな影響を及ぼす病気です。しかし、適切な予防と治療により、多くの患者様がより健康的で充実した生活を送ることができます。当センターでは、病気の予防や早期発見、治療後の生活の質を向上させるための役立つ情報を提供してまいります。また、患者様やご家族の不安や疑問に寄り添い、医師や看護師、理学療法士、薬剤師、社会福祉士などの多職種が連携してご相談窓口も開設しています。 さらに、地域の健康づくりを推進するため、健康講座や啓発活動を行い、市民の皆様に正しい知識をお届けしています。病気の予防だけでなく、万一発症した際にも安心して治療を受けられる体制を整えていますので、ぜひ当センターのサービスをご活用ください。

筑波大学附属病院茨城県脳卒中・心臓病等総合支援センター
センター部長 石津 智子

筑波大学 筑波大学附属病院
〒305-8576
茨城県つくば市天久保2丁目1番地1
Tel. 029-853-3900(代表)