よくあるご質問

以前に放射線治療を受けているのですが、陽子線治療は受けられますか?

一般的には受けることができません。陽子線も放射線の一種であるため、多くの放射線を照射すると、重大な副作用が発生するリスクがあるからです。ただし、放射線を当てた場所と違う場所であれば、陽子線治療が可能な場合もあります。 詳しくはこちらからお問い合わせください。

転移があったら治療できないのですか?

広範囲に転移が見られる場合には一般的には陽子線治療はできません。ただし、転移のある場所が限定されていたり、その個数や患者さんのお身体の状態によっては、可能な場合もあります。詳しくはこちらからお問い合わせください。

膀胱がんに陽子線治療を施すと温存できますか?

当センターでは、浸潤性膀胱癌に対して陽子線治療を利用した膀胱温存療法を行っています。治療に際しては、80歳以下で腎臓機能低下がないこと、病期がT2かT3と診断されていることなど、いくつかの適用条件があります。膀胱温存療法を御希望の場合は、まず当院の泌尿器科を受診していただき、温存療法ができる腫瘍の状態か、さらに動注化学療法が可能かどうかについての評価を受けるようお願いします。泌尿器科セカンドオピニオン外来(自費)の窓口(電話029−853−3562)で「膀胱癌の温存療法希望」とご相談手続きをしてください。

治療中は入院するのですか?

基本的には入院の必要はありません。多くの方が外来で治療を受けています。一般的には普段と同じような生活が保てます。仕事を続けながら治療を受けている方もいらっしゃいます。ただし、医師が入院の必要性を認めた場合には、入院する場合もあります。

近くに宿泊施設はありますか?

当センターの近くには、ホテルやウィークリーマンションなど数多くの宿泊施設があります。利用されている患者さんもいらっしゃいますが、ご紹介などは行っておりません。宿泊の手配は、患者さんの方でお願いします。

筑波大学附属病院が他施設と比較して治療費が安めに設定されているのはどうしてですか?

先進医療に係る費用は各施設で設定できることになっています。当センターでは国立大学の医療施設として患者様が陽子線治療を受けやすくなるよう費用を設定しています。

紹介状は必要ですか?

正しい診断をするために必要です。
主治医の先生にご用意していただき、受診の際は必ずご持参ください。

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