当科の紹介

当科で実施している研究

筑波大学腫瘍内科では、がん/悪性腫瘍診療の発展に貢献できるエビデンスの発信を目指し、倫理委員会の承認をうけた臨床研究を行っています。

留学生の受け入れ、技術補佐員の受け入れも随時行っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。

 

人を対象とする生命科学・医学系研究一覧

(1)「シングルセルゲノム解析を用いた肺がん微小環境プロファイリング研究」(研究責任者:鈴木敏夫)

(2)「個別化医療に向けたマルチプレックス遺伝子パネル検査研究」(分担研究機関)

(3)「次世代型統合的がん診断システムの精度向上のために、約1万症例の全エクソン解析を行い、日本人がんゲノムデータベースを構築する研究」(分担研究機関)

(4)「全エクソーム解析を用いた多重癌/重複癌の後方視野的網羅的解析研究」(研究責任者:鈴木敏夫)

(5)「希少癌/悪性腫瘍に関する網羅的後方視野的研究」(研究責任者:鈴木敏夫)

(6)「外来化学療法実施中の緊急入院リスク同定の為の前向き観察研究」(研究責任者:鈴木敏夫)

(7)「AYA(adolescent and young adult)世代悪性腫瘍の臨床病理/遺伝子学的研究」(研究責任者:鈴木敏夫)

(8)「原発臓器ごとに比較した血管肉腫の臨床病理/遺伝子学的比較検討」(研究責任者:鈴木敏夫)

(9)「EGFRを除くドライバー遺伝子変異/転座陽性肺癌における免疫チェックポイント阻害薬治療の実態調査 NEJ059」(分担研究機関;当院における研究責任者:関根郁夫)

(10)「脳転移を有する非小細胞肺癌(NSCLC)に対する初回治療における免疫チェックポイント阻害薬(ICI)を含む治療の効果についての多施設後ろ向き観察研究(NEJ060)」(分担研究機関;当院における研究責任者:関根郁夫)

(11)「切除不能正岡 III/IV期・再発胸腺腫に対する治療の実態・有効性に関する観察研究 NEJ 023B」(分担研究機関;当院における研究責任者:関根郁夫)

(12)「ICUまたはHCUでの治療を要した免疫チェックポイント阻害薬に関連した有害事象の検討」(研究責任者:會田有香)

(13)「進行非小細胞肺癌に対するニボルマブ・イピリムマブ併用療法の有効性と安全性を明らかにするための茨城県内多施設共同観察研究」(研究責任者:関根郁夫)

(14)「がんゲノムプロファイリング検査で得られたGermline variant with unknown significanceについての検証」(研究責任者:鈴木敏夫)

(15)「C-CATデータを用いた原発臓器ごとの血管肉腫の遺伝子プロファイリング調査」(研究責任者:鈴木敏夫)

 

競争的獲得資金(代表のみ)

関根郁夫

2020-2023

日本学術振興会/基盤研究(C)

IPF合併肺癌におけるマクロファージ免疫チェックポイント分子制御機構の解明

 

鈴木敏夫

2023

文部科学省/先進ゲノム支援

肺癌微小環境再現性オルガノイド樹立による病態メカニズム解明

 

2023-2025

日本医療研究開発機構(AMED) 創薬基盤推進研究事業

高精度三次元オルガノイド工学と空間的トランスクリプトーム解析とを統合した、肺異常リモデリング向け次世代創薬プラットフォームの開発

 

2023-2025

日本学術振興会/基盤研究(C)

肺癌微小環境再現性オルガノイド樹立による病態メカニズム解明

 

2023-2024

公益財団法人 日本呼吸器財団研究助成

肺癌微小環境再現性オルガノイドを用いた治療層別化

 

2020-2022

公益財団法人 かなえ医薬振興財団研究助成

炎症細胞社会としての肺線維症における癌幹細胞の形質転換メカニズムの解明

 

2020-2022

公益財団法人 武田科学振興財団/医学系研究助成

線維化肺におけるがん細胞-がん幹細胞のリプログラミング誘導の解明

 

2020-2022

日本学術振興会/科研費 若手研究

癌関連線維芽細胞の活性化維持機構を標的としたIPF合併肺癌の新規治療法探索