当科の紹介

ビジョン・ミッション

 

ビジョン

最善な化学療法や緩和ケアを提供し、優れた臨床研究を推進するとともに、臨床腫瘍学の未来のリーダーを育成する。

 

 

 

ミッション

[1]外来・入院診療

原発不明がんやその他各種がんに対する適切な化学療法、緩和ケアを提供する。

[2]キャンサーボード

外科医、放射線治療医、病理医、緩和ケア医など、複数の診療科の医師が参加する形態の症例検討会を定期的に開催する。

[3]臨床研究

各種がんやゲノム医療に関する臨床研究を推進し、学会や論文で発表する。

[4]卒前、卒後教育

筑波大学医学類生へ魅力ある腫瘍学講義、PBLチュートリアル、クリニカルクラークシップを行う。

後期研修医プログラムとして薬物療法専門医を目指し、臨床腫瘍学の分野で指導的役割を担う人材を育成する。

大学院生に腫瘍学としての学位を取得させる。

腫瘍内科コースの行動目標

  • 様々な訴えをもった患者さんに対し病歴、身体所見、検査・画像データなどから系統的に鑑別診断を進めるとともに、患者さんの心理状況や社会環境を把握し問題点を整理して適切に対応する。
  • 抗がん剤の薬物動態・薬力学や化学療法の理論などがん薬物療法の基本を習得し、各臓器の進行がんに対して主体的に関わる。
  • 外科医、放射線治療医、緩和ケア医など他科の医師や患者ケアに関わる多職種の医療スタッフと連携しながら、患者中心のチーム診療をコーディネートする。
  • 種々のエビデンスを実際の診療に生かしていくことを習得すると共に、臨床試験を通してエビデンスを作ることを学ぶ。

腫瘍内科コースで重視する視点

  • 全身を診る「出来る内科医」としての視点
  • 的確な診療で患者さんに安心を与えながら、自らエビデンスを作り情報を発信していく「高みをもった専門家」としての視点
  • 死にゆく患者さんに励ましを与えるという古代ギリシアから中世キリスト教の時代を経て現代まで脈々と続く「一人の医師」としての視点