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JICA草の根技術協力事業(ラオス)のハンドオーバーが行われました

JICA草の根技術協力事業(ラオス)のハンドオーバーが行われました(2024年02月21日)

2024年2月21日、JICA草の根技術協力事業(草の根パートナー型)「(ラオス国)交通事故から住民の命を守る救命救急活動支援プロジェクト」(SAFERプロジェクト)の下で調達された資器材等がJICAからミタパープ病院に引き渡されました。同式には、保健省、公共事業運輸省、国立ミタパープ病院、国立マホソット病院、国立セタティラート病院、保健科学大学、5つのレスキュー(1623, 1624, 1625, 1628, 1630)、国立コンケン大学(タイ)、コンケン県立病院(タイ)、国際協力機構、筑波大学(事業代表団体)、(株)社会システム総合研究所(事業構成員)が参加しました。

 

ハンドオーバー式にて実施された会議はラオス保健大臣の進行によって進められ、プロジェクトが設置支援した救急通報番号「1195」や、救急車の位置情報・出動可能状況や病院の受入れ可能状況、交通事故データの登録等が可能な「救急医療サービス支援システム(ESS)」の継続体制や活用方針、国立ミタパープ病院と救急隊の協力体制、法整備をはじめとした救急医療サービス体制の今後や各セクターの役割等について意見交換がなされました。

 

ハンドオーバー後はミタパープ病院による「1195」の安定的な運用、ESSに蓄積されたデータを活用した救命率の向上、救急医療人材の継続的な育成等が期待されます。