セミナー SEMINAR FOR IBARAKI CITIZENS

「脳卒中にならないためにはどうしたらよいか?」

講師:松丸 祐司(筑波大学 脳神経外科 脳卒中予防治療学講座 教授)
場所:2023年9月30日 野本電設工業コスモスプラザ 多目的ホール

その他の県民向け公開講座

運動を永く続けるには、体の土台である靴選びが重要です。良い靴で運動して心臓病や脳卒中を予防し、健康寿命の延長を目指しましょう。

なんとなく聞いたことがある「有酸素運動は身体に良いらしい」。
実際には何が役立つのか,有酸素運動をどう役立てるのかをまとめました。

突然の心停止は、心臓が細かくふるえる「心室細動」によることが多く心臓の動きを戻すには電気ショックが必要となります。心停止から電気ショック実施までにかかる時間が、重要な因子です。

減塩は手段であって目的ではありません。今回は減塩励行に必要な要素の一つである亜鉛不足に焦点を当て、解説しています。

脳卒中にならないためには、血圧と脂質を管理し、禁煙することです。また脳卒中の予防や治療で薬が処方されたら、自己判断でやめないことです。

心不全とは、心臓が全身の臓器に充分な血液を送り出せなくなった状態で、だんだん悪くなり命にかかわってくる病気です。早めに診断と治療を受けることが重要です。

急性大動脈解離は、突然大動脈壁に亀裂を生じて血管破綻や血流障害をきたす、高血圧症の最も重篤な合併疾患の一つです。

脳出血の予防には高血圧の治療が重要で、くも膜下出血の予防には破裂の可能性が高い未破裂脳動脈瘤の予防的治療を行うことです。

脳梗塞にならないためには、禁煙、血圧と脂質を管理し、動脈硬化を進行させないことと、心房細動があれば抗凝固薬を服用することです。

無症候性の心房細動(悪い不整脈)は、静かに忍びより脳梗塞の原因となります。早期の発見・治療が重要です。

脳卒中・心臓病の多い茨城県は、その主な原因である高血圧を正しく予防することが重要です。その具体的な方法をお話しします。

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