平成29年6月14日に筑波大学附属病院とベトナム・ホーチミン市のチョーライ病院との間で第15回テレカンファレンスが実施されました。テーマは乳がんで同分野では初めての開催でした。チョーライ秒ンからは約10名、本院からは約15名の参加者があり、チョーライ病院、筑波大学附属病院双方から乳がんの腋窩リンパ節廓清に関する演題と同時乳房再建に関する演題が1題ずつ発表されました。腋窩リンパ節についてはセンチネルリンパ節に関する議論、同時乳房再建に関しては皮弁とインプラントとの相違点などに関する討論が活発に行われました。チョーライ病院では乳腺外科は消化管外科で行っている現状で、将来的には独立した診療科の設立が必要であるという示唆もありました。
