“真”の機能強化によるマグネットホスピタルの実現をめざして
筑波大学附属病院は「良質な医療を提供するとともに、優れた人材を育成し、医療の発展に貢献」することを理念に掲げております。茨城県内唯一の特定機能病院及び医育養成・輩出機関として、茨城県の医学・医療に貢献するとともに、これも県内唯一の高度救命救急センターや災害拠点病院など、様々な拠点病院等の指定を受け、茨城県の医療の最後の砦としての使命を担っております。
平成30年4月1日に、筑波大学附属病院長を拝命して以降、特定機能病院としての機能強化を目指すため、「マグネットホスピタル」をコンセプトに病院運営に取り組んでまいりました。令和4年現在、本院は健全な経営を軌道に乗せるステージから「真の機能強化」を目指すステージへとシフトし、財政基盤はほぼ確立することができたものと考えております。これまで同様、経営努力は継続しつつ、指定国立大学法人に指定された大学附属病院として、研究、教育・研修、診療環境の整備を進め、患者さまそして職員も満足する環境づくりに努めています。
ポストコロナ時代を見据えた新型コロナウイルス感染症対応や、いわゆる「医師の働き方改革」の推進など、我が国の医療機関にとって重要な課題に、全職員一丸となって取り組んでまいります。そして、本院のすべての医療従事者とともに、患者さまをはじめとするステークホルダーをひきつける真のマグネットホスピタルの実現を目指してまいります。