コーディネーター便り
タイトル | 日時 |
---|---|
土浦協同病院 保育所 見学 | 2008年3月11日(火) 14:00〜 |
牛久愛和総合病院 保育所 見学 | 2008年3月4日(火)
14:00〜 |
eラーニング 講演会開催 |
2008年2月18日(月) 17:00〜 |
大学教育改革プログラム合同フォーラムに参加しました。 | 2008年2月9日(土) |
タイトル | 日時 |
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土浦協同病院 保育所 見学 | 2008年3月11日(火) 14:00〜 |
牛久愛和総合病院 保育所 見学 | 2008年3月4日(火)
14:00〜 |
eラーニング 講演会開催 |
2008年2月18日(月) 17:00〜 |
大学教育改革プログラム合同フォーラムに参加しました。 | 2008年2月9日(土) |
昨年6月にオープンしたばかりの新しくてとてもきれいな保育所で、24時間保育が365日実施されています。小児科医が月2回保育所を訪問し、病児が出た際にはタクシーで同院に搬送するなど魅力的なシステムが導入されていました。
藤原病院長が保育所の運動会に参加されたり、保育所便り「すくすく」を事務次長が積極的に関わって作成されていたりと、病院全体で保育所を盛り立てようという姿勢も伺え、常に利用者の立場を考えた保育を実践している素晴らしい保育所です。
特に、夜勤あけの日に16時まで保育を受けることが可能な制度(勤務者は一旦家に帰り夜勤後の休養を取ることが出来る)、学会参加等、勤務以外の研修活動の際も保育をしてくれる制度は、他ではあまり見ることが出来ない一歩進んだ取り組みだと感じました。
見学にご協力いただいた関係者の皆様、本当にありがとうございました。(瀬尾)
昭和53年の病院開設当時から設置されている、歴史ある保育所「マリア・ナーサリー」の見学をさせていただきました。 この保育所のすばらしいところは、24時間保育を25日/月も行っているということ。一ヶ月5日の休みが事前に知らされ、それに合わせて利用者である医師・看護師が勤務日を調整する仕組みです。また看護師の勤務形態を2交代制に移行したことで、夜勤の勤務時間に合わせても明るい時間帯に子供の送り迎えができること、子供にとっても真夜中に起こされたりすることがなく生活パターンがひどく崩れないこと、などが良いところであると感じました。この保育所が利用できることで同院の看護師の離職率はとても少なく、また3人4人と子供を持つ方も大勢いるとのことでした。少子化の時代と言われていても、きちんとしたバックアップがあれば安心して子育てが出来るという良い例だと思いました。筑波大学附属病院でも、参考にさせていただいて、より良い育児支援が出来るようにしていきたいと思います。(瀬尾、山田)
小倉第一病院から講師の先生をお招きし、e-learningの現状と実際に取り組んでおられる事例についてご講演いただきました。
まず、小倉第一病院副院長・中村秀敏先生がe-learningの概略に触れながら、全国的にどのような取組みがあるのか、その中で小倉第一病院がどのようなシステムやコンテンツ作りをしているのか、説明してくださいました。
次いで、同MIT部部長・隈本寿一先生から、北九州小倉看護専門学校にe-learningの導入を試みた事例が紹介されました。
e-learningを導入後も、学習管理データを分析しながら、「興味を引くタイトルを」、「ゲーム性(クイズ形式など)を持たせる」、「体験型のコンテンツに」など、利用者側の視点に立って、使える(せっかく作っても利用されなければ意味がない)、役立つ、そして楽しめる教材づくりを、作成者側も熱意をもって楽しんで取り組まれておられるのが印象的でした。e-learning導入前後の試行錯誤を含め、先駆事例を学ばせていただきました。
(山田)
パシフィコ横浜で行われた、大学教育改革プログラム合同フォーラムに参加し、当院と同様、女性医師・看護師の支援を行う大学病院と有意義な意見交換ができました。 他大学にて行われている支援システムの中で、FD教育による男性の意識改革(女性が働きやすい環境をつくるためには男性の意識改革が必須であるとの考え方から、医局・講座の上司、医局員に対してFD教育を行うもの)とバックアップナースシステム(子供の急な病気などで勤務が出来なくなった場合、経験豊富なバックアップナースが代理で勤務してくれるシステム)の二つは、ぜひ当院でも取り入れたいと思いました。
また、このフォーラムを通して、当院の女性医師・看護師のキャリアアップシステムの強みは「子供が小学校3年生まで支援できること」「パートタイム常勤制度の導入」だと再認識しました。実は、「保育園よりこどもの帰宅時間が早くなってしまう」、「できれば勉強の習慣もつけさせたい」等、こどもの小学校低学年時代は、女性医師・看護師の仕事を続ける上でとても大変な時期ではないかと常々思っており、このシステムではぜひ小学校低学年のカバーが出来ればと熱望して導入した制度です。また、パートタイム常勤制度は、このシステムを利用することで新規雇用者にも適応することが可能で、他ではまだあまり見られない制度ということもあり、多くの他病院の方々からご称賛いただきました。これらの特長をいかしながら、他プランにも学びつつ有意義な活動を行っていきたいと思っています。(瀬尾)
平成19年度に女性医師・看護師の支援を行うプログラムは下記となります。(ポスター番号順)