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高血圧を予防するには?

高血圧の予防には、まず「減塩」です。

年齢を重ねるにつれて血管は老化して動脈硬化が進むため、高血圧の人は増えます。そしてひとたび高血圧になった血管の老化はなかなか元に戻せません。血圧が上がる頃には、すでに後戻りできないほどに動脈硬化が進んでいるからです。そのため、若いうちに将来の血圧上昇に備えることが重要です。つまり減塩です。

塩分を摂り過ぎると血圧が上がるため、1日の塩分摂取量は「健康日本21」では1日8g未満、「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では成人男性で7.5g未満、成人女性で6.5g未満が勧められています。
また、腎臓からの塩分の排泄を進めるカリウムの摂取も勧められます(ただし、腎臓病がある場合は摂取量に注意する必要があるため、かかりつけ医との相談が必要です)。

体重を適正範囲に保つことも重要です。体格指数 BMI= 体重(kg)÷{身長(m)}2を25kg/m2未満にすることを目標にします。その他に、運動不足、睡眠不足、ストレス、過剰飲酒等の生活習慣も高血圧を引き起こしやすいので、それらを改善することも重要です。

引用:一般社団法人 日本循環器協会

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