10月21日（月）に、ニジェール共和国大統領夫人であるアイサタ・イスフ夫人ご一行様8名が当院を来訪されました。大統領夫妻は、天皇陛下の即位礼正殿の儀に参列されるために来日されており、この機会に、日本の医療者との懇談を強く希望され当院への来訪となりました。
大統領夫人は物理・化学の修士課程を修了され、現在は、ニジェール国内の母子保健や環境保護活動に取り組まれています。近年では、ニジェール国内のB型肝炎・結核・HIVの感染症対策のため基金を立ち上げ、熱心に活動されていらっしゃいます。
当日は、平松祐司副病院長、小田竜也消化器外科診療科長、栗原陽子感染症科病院講師と懇談をされ、自国の医師の日本での研修や、医師の相互交流の機会を望まれていらっしゃいました。懇談後は院内を視察され、病棟を歩きながら、「ニジェールではB型肝炎が依然として大きな問題であり、それに対する医療を充実したい」とおっしゃられ、真摯に感染症対策の活動に取り組まれている姿が伺えました。
今後の両国の交流に繋がる貴重な訪問となりました。
記念品贈呈の様子 病棟看護師と笑顔で記念撮影
平松祐司副病院長(左)、小田竜也消化器外科科長(右)
