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検体検査部門 <定量検査>

尿定量検査

試験項目 結果の解釈
蛋白 腎疾患の程度、治療方針、経過の判断を知るのに重要な検査です。
(定性検査参照)
アルブミン 腎糸球体のろ過機能に障害が生じると、その初期には試験紙法では陰性と判断されるが、明らかに正常範囲を超えて尿中にアルブミンが出現します。
試験紙法で検出できない微量のアルブミンを測定します。
特に糖尿病において糖尿病性腎症の早期診断、治療方針の判断に有用です。
クレアチニン 筋・神経内のクレアチンの代謝産物で、腎を介して体外へ排泄される。
尿中に排泄されるクレアチニン量は、尿細管で再吸収されないのでほぼ一定である。そのため糸球体機能検査として利用されます。
尿素窒素 尿素は主として肝臓で合成され、含窒素物質の終末代謝産物として腎を介して排泄される。
肝臓における蛋白中間代謝機能・腎機能を知る上で参考となる。
尿酸 プリン体代謝の終末産物で、その過剰生産による痛風などで増加する。
カルシウム(Ca) 尿中Ca排泄は血中Ca濃度に左右される。
ホルモン作用の異常、腸管・骨・腎などの異常により血中Ca値に異常をきたす。
また血清Caが正常の特発性高カルシウム尿症の診断には不可欠である。
無機リン(P) リン酸は生体内で各種のリン酸エステルとして糖代謝、またエネルギー酸化合物(ATP・ADP・CrPなど)としてエネルギー代謝に必須の物質です。
尿中への排泄には血中リン域値があり、血中リンが3.2mg/dl以下ではほとんどが尿細管から再吸収され、これ以上になると尿中に排泄される。
各種ホルモン、骨や筋肉代謝、細胞の同化・異化作用などに影響される。
グルコース 糖代謝異常によって血糖値が上昇した時、または腎臓の糖排出閾が低下した場合に出現します。
アミラーゼ 消化酵素の一つで、膵液・唾液・血液・尿などに存在します。
急性膵炎で急激に増加します。
マクロアミラーゼ症では血清アミラーゼ高値、尿中アミラーゼ低値が特徴である。
NAG
 N-アセチ-β-
 D-グルコサミニダーゼ
尿中のNAGは腎由来である。
近位尿細管障害では、細胞の崩壊により排泄量が増える。
糖尿病性腎症では微量アルブミン出現より早期に上昇し、血糖のコントロールによって低下する。
尿のpH8.0以上、またはPh4.0以下でNAGは失活する。
β2-マイクログロブリン 近位尿細管上皮の障害に応じて増加する。pH5.0以下で分解される。
電解質(Na ・Cl ・K) 経口摂取され腸管から吸収されたものの大部分が尿中に排泄される。
病態的には経口摂取量の過剰・不足、腎機能、ホルモン異常、薬物の投与などによって変動する。
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