選定療養費とは、平成28年4月の診療報酬等改定により、『初期の治療は地域の医院・診療所(かかりつけ医)で、高度・専門治療は病院で行う』という医療機関相互の役割分担及び業務連携の推進を目的として、厚生労働省により制定された制度です。
このような目的を踏まえ、平成28年4月1日から、本院は特定機能病院として、地域の医院・診療所(かかりつけ医)の紹介状なしに本院を受診する場合には、原則として、初診時または再診時に定額を患者さんにご負担いただくこととしております(選定療養費の義務化)。
本院では初診時・再診時の選定療養費について、下記のとおりの費用を別途徴収させていただいております。ご理解とご協力をお願いいたします。
※令和4年10月1日より、下記のとおり料金が改定となります。
内容 | 料金(税込) |
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【初診時選定療養費】
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13,200円 |
【再診時選定療養費】 1.本院では治療により病状が安定した患者さんにつきまして、 他の医療機関に対して文書により紹介を行っておりますが、 患者さんがご自身の判断で引き続き当院を受診される場合に、 通常の診療費の他に別途ご負担いただく費用です。 2.本院から他の医療機関へ紹介した患者さんが、 他の医療機関等の紹介状なしに再度受診してきた場合に、 通常の診療費の他に別途ご負担いただく費用です。
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6,050円 |
次の場合は選定療養費のご負担はありません。
本院ではオンライン資格確認を運用しております。
オンライン資格確認とは、医療機関の窓口で患者さんのマイナンバーカードを利用して、オンラインで医療保険の資格確認ができる仕組みです。
マイナンバーカードの顔認証付きカードリーダーを設置しており、マイナンバーカードを健康保険証として利用できます(マイナ保険証)。
また、顔認証付きカードリーダーで同意をいただいた場合、薬剤情報、特定健診情報、その他の診療情報を活用した診療を行うことが可能となります。
〈注意事項〉
※オンライン資格確認の対象となる証類は、健康保険被保険者証、国民健康保険被保険者証、後期高齢者医療被保険者証等の保険者が管理しているシステムです。自治体が管理している公費負担・地方単独事業に伴う証類は、現時点では対象外です。
診療費のお支払は、次の方法でのお支払いが可能です。特に入院費用は亡失、盗難等の危険防止のためにも、カードでのお支払いをお勧めします。
現金 | ||
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クレジットカード | 暗証番号の入力が必要ですので、事前にご確認ください。利用限度額を事前にご確認ください。支払回数は、1回・2回・6回・12回・リボ払い・ボーナス一括払いが選択できます。 | ビザ・マスター・JCB・アメリカンエキスプレス・ダイナース・ニコス・UFJ・DC・ディスカバーカードがご利用できます。 |
デビットカード | 暗証番号の入力が必要ですので、事前にご確認ください。事前に利用限度額、口座残額をご確認ください。 | お持ちのほとんどの銀行・郵便局等のキャッシュカードが利用できますので、事前にATM等で現金を下ろす必要がありません。 |
現金・各種カードの利用が可能な診療費支払機を、外来会計受付及び入退院センター・救急受付に設置しておりますので、ご利用ください。
医療費の未収金回収業務の委託についてPDF形式:81KB
保険診療に係る費用については、医科診療報酬点数表、歯科診療報酬点数表に基づき、1点につき10円にて計算いたします。
交通事故及び第三者加害行為に係る自由診療の費用については、筑波大学附属病院諸料金細則に基づき、1点につき20円にて計算いたします。
令和5年4月1日から日本国内で有効な公的健康保険に加入していない患者さん(生活保護受給者を除く)の診療については、診療報酬点数1点につき30円にて計算いたします。