本院での診療には、紹介状と事前予約が必要です。
本院は、厚生労働省より特定機能病院として承認されております。
特定機能病院では、重症な疾患を中心に、高度な医療サービスを提供するため、原則として他の医療機関からご紹介いただいた患者さんを診療することとなっております。
なお、本院でなくても対応可能な症例については、他の医療機関をおすすめする場合があります。
紹介状をお持ちでない患者さんの診察は原則行うことができません。
診療科の医師が必要と判断した場合のみ診察することがありますが、その際、診療費用の自己負担分に加えて、厚生労働大臣の定める選定療養費(本院では初診時13,200円(税込))を自費でお支払いいただきます。
本院の外来診療は、全科とも予約制を採用しております。予約なしにご来院になりましても、原則当日診療することはできません。緊急に当日受診が必要と指示されている場合は、かかりつけ医を通してご相談ください。
平日8:30~17:00の間に、紹介状をご持参ください。1番初診受付前のテーブルにございます「予約申込書」をご記入のうえ、3番外来予約受付へご提出ください。紹介状の宛先(診療科、医師名、専門外来名)など必要事項を確認し、ご予約をお取りいたします。 この際、過去に本院で診療を受けたことのある方は、受付に診察券をご提示ください。診療券の所在が不明の場合は、その旨お申し出ください。
平日8:30~17:00の間に、お手元に紹介状をご用意いただきお電話ください。予約センターにて次の1~4の内容を確認し、ご予約をお取りいたします。 1.紹介状を作成された医療機関名2.紹介状の封筒に記載されている宛先(診療科、医師名、専門外来名)3.現在の症状(紹介状の宛先が指定されていない場合)4.氏名、生年月日、住所、電話番号(自宅・携帯) この際、過去に本院で診療を受けたことのある方は、その旨お申し出ください。 なお、診療のご予約は、できるだけ受診された医療機関を通して予約をお願いいたします。患者さんから直接電話でもご予約いただけますが、時間帯(特に8:30~10:00)によっては、大変混み合いますので、あらかじめご了承ください。
「かかりつけ医」の先生と一緒に、筑波大学附属病院は地域で患者さんを守ります。筑波大学附属病院では、地域の医療機関と連携し、それぞれの役割に応じた質の高い医療の提供を考えています。 かかりつけ医が皆様の日頃の健康管理を担い、専門的な検査や入院を必要な治療は本院が行い、病状が安定したあとは、患者さんと相談のうえ、かかりつけ医のところで治療を続けていただきます。
大学病院(特定機能病院)は、地域の基幹病院として、高度かつ専門的な医療を行います。大学病院での専門的な検査・治療が終わりましたら、地域の医療機関にご紹介させていただくことになります。質の高い医療を行うことを目的に、厚生労働省は医療機関の役割分担を進めています。医療機関のそれぞれが機能を生かして、患者さんに適切な医療を行うために「かかりつけ医」との連携を推進しています。
専門的な検査や入院が必要な場合は「かかりつけ医」から大学病院へ。病状が安定したら、大学病院からふたたび「かかりつけ医」へ。患者さんの状態に合わせて最適な医療が受けられるようにしていくことが連携です。