2018年10月26日に本邦のHHT診療の第一人者である大阪市立総合医療センター脳血管内治療科 小宮山雅樹先生をお招きして院内講演会を行いました。HHTは鼻出血をはじめとして全身の血管の異常により出血をきたす疾患であり、筑波大学附属病院では以前より多診療科による診療チームを結成して連携して診療を行っています。今回の講演会では小宮山先生の豊富な経験からHHTの病態から実際の診療までお話いただき、一同普段から疑問に思っていることについて勉強することができました。
遺伝診療部、呼吸器内科、耳鼻咽喉科、循環器内科、小児科、神経内科、脳神経外科、脳卒中予防治療学、放射線診断・IVR科とほぼフルメンバーが揃いました。日本でもこれだけたくさんの診療科が連携してHHTの診療にあたっている病院は稀であり、小宮山先生からもお褒めの言葉をいただきました。
今回得た知識を元に、より一層質の高い診療ができるようにしていきたいと思います。