夏休み期間の7月29日(火)と8月19日(火)に、「つくばキッズメディカルユニバーシティ2025」を開催しました。今年度は、茨城県内の古河市、境町、五霞町、坂東市、結城市、八千代町及び筑波大学附属小学校の小学5、6年生を対象に、様々な医療セミナーを行いました。
「救急医療セミナー」では、人体モデルを使い、心臓マッサージとAEDを組み合わせた心肺蘇生を実践した後、ドクターヘリが離発着する屋上ヘリポートを見学しました。
お昼は「食育セミナー」を行い、実際に入院患者さんへ提供している病院食を食べながら、食育学習が行われました。
「看護セミナー」では、看護師による人工皮膚を使った採血の模擬体験や車いす・ストレッチャーの使用体験が行われ、「薬剤セミナー」では、薬剤師による調剤業務の見学や実験を交えた薬の飲み方を学びました。
「外科・内科セミナー」では、外科医・内科医によるそれぞれのレクチャーを受けました。外科セミナーでは、人工弁縫合のトレーニングで使用する豚の心臓に実際に触れ、人工皮膚を使った縫合にもチャレンジしました。内科セミナーでは、エコー検査の模擬体験が行われました。
各セミナーの最後には、サイボーグ型ロボット「HAL」を見学し、実際に腕や足にセンサーを装着してHALを動作させるなどの体験をしました。
参加児童は、積極的に質問をするなど、より医療への興味関心を深めていました。参加後のアンケートでは、「医師、看護師、薬剤師、栄養士など、たくさんの職種でチームを組み、患者さんの治療をしていることがわかった。」、「最新の科学で医療を助けていることがわかった。」など、たくさんの感想をいただきました。
救急医療セミナー 食育セミナー
看護セミナー 薬剤セミナー
外科・内科セミナー サイボーグ型ロボット「HAL」見学