「ご家族が利用される家族控室を、アートの力でよりよい環境にしたい」
NICU・GCU に携わる医師や看護師の想いを受け、2024年4 月に筑波大学の学生チーム「アスパラガス」による家族控室でのアート活動がスタートしました。
アスパラガスは、病棟見学や現場で働く職員へのヒアリング、さらに「小児患者保護者のおしゃべり会」のご協力もいただき、NICU・GCUを経験したお母さんたちへのインタビューを実施。病棟職員との打ち合わせや病院職員と芸術系教員・学生によるワーキンググループ「病院のアートを育てる会議」での議論を重ね、アートの力で何ができるかを検討してきました。
そして、さまざまな気持ちを抱えながらこの家族控室を利用されているご家族の方が少しでも快適に過せる空間をコンセプトに、動物や植物などを取り入れた癒しのデザイン、保護者の方やごきょうだいが一緒に遊んで過せる仕掛けづくりを目指し制作したものが、このマグネットボードです。
ぜひ自由にパーツを動かして遊んでみてください。
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設置:2025年2月
場所:筑波大学附属病院 けやき棟5階 NICU家族控室およびGCU家族控室
企画:学生チーム「アスパラガス」(筑波大学アート・デザインプロデュース演習におけるプロジェクトチーム)