例年、筑波大学芸術系の授業「洋画野外風景実習」で学生が制作した風景画を附属病院で展示しています。この実習では洋画領域を志望する学群 3 年次から博士前期課程 1 年次までの学生が参加し、毎年海や山などの自然環境で 4 泊 5 日の合宿を行い現地で作品を描きます。
今年度は 7 月 11 日から 15 日の 5 日間、茨城県北茨城市五浦海岸にて約 20 名の学生が実習に参加しました。この期間の五浦海岸は梅雨明け前で、湿度も気温も高く、学生たちは時にスコールのような雨や強い日差しに翻弄されながらも、臨場感のある充実した作品を制作しました。
展示されている作品は、芸術系洋画領域の教員による選考と「病院のアートを育てる会議」での審査を経て選ばれました。学生たちが自然と向き合い、五浦海岸の自然の空気や光を捉えながら描いたこれらの作品をご覧いただき、その魅力を感じていただければ幸いです。
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日程:2024年12月~2025年3月(予定)
場所:筑波大学附属病院 けやき棟~B棟10、11階 渡り廊下
展示作家:伊藤 ひよし、岩下 悠理、久野 龍之介、坂本 岬、柴戸 彩杏、武野 理沙、田子島屋 萌加、南部 怜奈、
野方 菜央、増田 凜太朗、松本 文香