本展示では、筑波大学芸術専門学群書領域の学生有志が制作した書作品をご覧いただけます。本展示作品は、学生らが「自分たちの表現を通して、病院内になにかを届けられないか」と考え、制作した新作です。作品に込められた思いを想像しながら、本展示をお楽しみいただけたら幸いです。
書作品というと「難しい」「よくわからない」というイメージも多いかと思いますが、書の見方や楽しみ方に決まった答えはないはず。まずは、その書を見た瞬間の印象や率直な感想を大切に、あなただけの鑑賞をしてみてください。
本展示では、教科書にも掲載される詩人たちによる歌を題材にした作品や、作家自ら選んだ言葉や情景を力強い筆致で表現した作品があり、そこには、書の美しさに迫る工夫と挑戦が散りばめられています。きっと見るたびに新たな発見があることでしょう。
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日程:2025年2月~2025年11月(予定)
場所:筑波大学附属病院 けやき棟~B棟2階 渡り廊下
展示作家:井ノ上さくら、市川真帆、川名泰暉、前原桃音、村嶋理子、山本幸歩