本院では、筑波大学芸術系の教員や学生と協働し、院内でさまざまなアート&デザイン活動を展開しています。
本展示では、卵黄を使って絵具を作る「テンペラ技法」が使われています。テンペラ技法は西洋の古典的な絵画技法のひとつで、近代になって再び見直され、現代にも生かされています。テンペラは、使う材料や描き方によって表情が大きく変わる技法です。今回の作品では時間とともに色が変化する銀箔も表現の一部として取り入れています。
本展示が、病院で過ごす皆さまにとって、少しでも穏やかな気持ちになるきっかけになれば幸いです。
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日程:2025年7月末~2026年3月末
場所:筑波大学附属病院 けやき棟1階ホスピタルモール
展示作家:岩下 悠理、小松原 優作、桾本 紫月、柴戸 彩杏、武野 理沙、野田 将太、森﨑 陽菜、山田 ひとみ