院内がん登録

院内がん登録とは?

~我が国の医療対策に利用される院内がん登録~

がん診療連携拠点病院の指定に先立ち、2008年2月から、院内がん登録を開始致しました。院内がん登録は、病院で診断・治療などをされた、全ての患者さんのがんについての情報を病院全体で集め、その病院のがん診療がどのように行われているかを明らかにする調査です。

詳細は国立がん研究センター
ホームページをご覧ください

がん登録全般についての詳細は、
厚生労働省ホームページをご覧ください

院内がん登録の流れ

がん患者の見つけ出し

「がん」と診断された人を見つけ出す作業から始まります。「がん」と診断されたすべての人を漏れなく見つけ出すことで、がん罹患者数を把握する事ができます。

登録対象のふるい分け

がん登録では、「1腫瘍1登録」というルールを基に、見つけ出されたがん患者さんから、新たに発生したがんなのか、再発や転移なのか、まだ疑いのままなのかを調査・照合し、新しいもののみ登録します。

診療情報の登録

登録対象をルールに従って登録します。登録内容によっては治療が終了しないと登録できないものもあり、1登録の完成までに半年~1年程の期間が必要となります。

がん登録検証作業

登録したがん情報を診療科別に分け、院内がん登録委員会の委員の医師に登録データの検証を依頼します。検証が完了し「1腫瘍」の登録となります。

がん登録情報の取り扱いについて

当院では国で定められている「がん登録等の推進に関する法律」、「個人情報の保護に関する法律」、当院における「個人情報の取り扱いについて」を遵守しプライバシーや権利が侵害されることのないよう適正かつ厳重に管理しています。
「筑波大学附属病院の個人情報の取り扱いについて」

院内がん登録全国収集データの一次利用

がん情報サービス ホームページで全国集計が公開されています。

院内がん登録全国収集データの二次利用

現在準備中

令和5年6月

総合がん診療センター がん登録部門

院内がん登録集計データ

【院内がん登録集計データ】 *PDFを一括ダウンロードできます。