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ドクターズ・アシスタント紹介

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筑波大学附属病院ドクターズ・アシスタント(DA)の紹介
      - 医師事務作業補助者 –

 

■はじめに

当院では、医師事務作業補助者をドクターズ・アシスタント、略してDAと呼称しております。【 医師事務支援室 】に所属しており、室長・副室長には医師が携わってくださり、常に医師と連携しながら業務を進めています。

 

■室長より

ドクターズアシスタントは、その名の通り医師を支える役割です。医師は患者さんの診察の他に、診断書を書くことに代表される様々な事務作業を行う必要があります。当院のドクターズ・アシスタントは主体的に事務作業を補助することにより、医師が診療に専念できるように支えてくださっています。医療の質を向上させるために不可欠な存在です。

           

        室長 根本清貴 先生           副室長 小川良子 先生

 

■当院の医師事務作業補助者について

DAは、医師が行う業務のうち事務的な業務をサポートする職種です。当院では、指導医だけでなく、研修医・専攻医がより研修に専念できるようなサポートも行っているのが特徴で、医師が診療や研究に専念できる環境作りに加え、大学病院としての優れた人材育成・教育にも貢献しています。

DAは事務職でありながら医師の診療の代行をするという専門性の高い職種であるため継続的な学習が必要になりますが、それだけにとてもやりがいがあります。医師の負担となっている業務をサポートすることで、医師からは常に感謝の言葉をいただき、それがまたDAの活力になっています。

写真DAは専門性の高い職種だからこそ、入職時の研修のみではなく常に知識のアップデートが必要です。当院のDAは、全体のスキルアップのために、院内・院外研修を始めとした生涯教育にも努めています。
また、フォロー体制がしっかりしているので、育児や介護等により急な休みが必要な場合に休暇が取りやすい、安心できる職場環境を整えています。   


どんな仕事? -業務内容-

当院のDAは、主に病棟、外来、事務室と3つの場所で業務を行っています。

1.文書作成補助

生命保険会社等に提出する診断書をはじめ、傷病手当、労災、自賠責保険、介護保険、生活保護、難病、小児慢性、年金、自立支援、障害者手帳等に関する診断書などの作成補助を行います。

2.外来診療補助

各外来において、各検査オーダー、外来予約、病名登録、予診の代行入力や、医師説明後の同意書取得、返書作成補助等を行います。

3.病棟診療補助

各病棟において、入院患者さんに対する各書類作成、代行入力、紹介元への治療経過報告、転院に関する補助、カンファレンス準備、サマリ管理等を行います。

4.手術症例登録業務

National Clinical Database(NCD)、Japanese Orthopaedic Association National Registry(JOANR)、Japan Neurosurgical Database(JND)への入力補助業務を行います。

5.診療支援業務

紹介状・他院画像の電子カルテへの取込みや、診療時に発生する手書きの文書類のスキャンオーダー、また現在はCovid-19対策業務なども行っています。

6.予防医学研究センター業務

予防医学に関する補助業務(人間ドック結果報告書作成)を行います。写真



                                      つくば予防医学研究センター
                                    マスコットキャラクター Tドックくん

 


研修は? -育成・教育について-

DAは、医師の業務を代行で行うという、とても重要な役割を担っており、専門職であるとも言われております。しかし、歴史が浅いため認知度はまだまだ低く、資格を取得して入職する人も少ないのが現状です。従って、入職時にはDAとしての知識はない人も多いのですが、入職後32時間の研修と現場での先輩の指導、サポートにより、研修終了後には資格取得にチャレンジでき、また早期に診療科担当として活躍ができます。また、業務や医師の対応に困った場合にもリーダーがフォローをしますので、現場で1人で抱え込むことがないような体制を整えています。
また、生涯教育にも力を入れており、定期的に医師や他職種による勉強会も開催し、幅広い知識を得られるように取り組んでいます。

 

働いてみて -メンバーの声-

写真 ■檜佐朋花 勤務経験2年目
 出産を機に、筑波大学附属病院へ入職しました。病院勤務は初めてだったので、最初は不安でいっぱいでしたが、研修内容も充実しており、分からないこと等はリーダーや先輩方がフォローしてくださるので安心して働くことができます。
 入職後、病棟業務の経験を経て、現在は外来業務を担当しています。日々新しいことを学ぶことができ、やり甲斐も感じられるので、とても楽しいです。今後も医療知識を学びながら、成長していけたらと思っています。

 

写真 ■安田里美 勤務経験9年目
 「医師事務作業補助者」という職種は一般的にはまだまだマイナーで、言葉で聞くと非常に難しく聞こえると思います。私は業界、職種未経験で入職しましたが、座学およびOJT研修のお陰で資格を取得することが出来ました。
 医師の傍で事務的なサポートを行うDAは非常にやり甲斐のある職種です。たくさんの方とコミュニケーションをとるため、日々学ぶことも多く自分自身の勉強にもなります。
 私自身まだ道半ばではありますが、医師と他職種や患者様との架け橋となり、少しでも医師の負担軽減を図ることを目指し日々精進しています。そんな中で医師から感謝のお言葉をいただいた際は非常に嬉しい瞬間です。

 

写真 ■上野実果 勤務経験14年目
 病院で働くことが初めてで入職し、14年が経ちました。聞いたことがない疾患や医療用語が飛び交う院内で、いろいろな診療科の医師や先輩達に教えてもらい、大変な医療の現場を知ることができました。その中でDAがどのように活躍すれば医師の助けになれるのか、仲間たちと切磋琢磨してきたことが今の自分の自信につながっていると思います。
 現在はリーダーという役割で、職員研修や業務調整などを行っています。DAみんなが安心して業務を行い、ステップに応じて成長していけるような教育機会を提供できるよう、日々試行錯誤しています。
 医師の働き方改革が進められている今だからこそ、医師事務作業補助者として働くという経験は、とても貴重なものです。未経験でも経験者でも、一歩踏み出そうか悩んでいる方は、ぜひ見学にきてみませんか?



 

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【お問い合わせ先】医療支援課 医師事務支援室

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