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女性医師キャリアアップ支援システム

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  • 女性医師キャリア支援コーディネーター 瀬尾恵美子

ご挨拶

筑波大学附属病院病院長 原晃

臨床医に占める女性医師の割合が年々増えている一方で、多くの女性医師が専門職としてのキャリア継続を希望しているにも関わらず、妊娠・出産を機に離職を経験しています。

完全に離職してしまった場合、専門的な知識・技術を長期にわたり維持することは難しく、医療技術が日進月歩で進化する中、復職には相当の労力が必要ですが、忙しい医療の現場では、ブランクを埋めるトレーニングや最新の知識・技能を得る機会は乏しく、復職の障害となっています。

非常勤等で仕事を続ける場合も、多くは業務が限定され、高度医療に携わる機会の制限もあり、専門医の取得や新しい医療技術の習得は至難の業です。

これらのことから、筑波大学附属病院では、2007年から、文部科学省「地域医療等社会的ニーズに対応した質の高い医療人養成推進プログラム」に採択された「女性医師看護師キャリアアップシステム」で、女性医師のキャリアサポートを行っています。当院には18の基本領域のプログラムがあり、すべてのサブスペシャルティ領域で、女性医師キャリアアップ支援枠での研修、診療が可能です。

これからの大学には、人類社会の調和のとれた発展の鍵を担う知の拠点として、大きな社会的役割が求められています。そして、女性が働きやすい環境をつくることは、男性にとっても働きやすい環境を作ることに他なりません。

多くの女性医師が、当院でやりがいを持ってキャリアアップしていくことを期待しています。