これからも「答え」を探し続けたいから
数年前のこと。患者さんが急変で厳しい状態になり、処置についてご家族に決定がゆだねられました。しかし、ご家族は「そんな大事なことを短時間で決められない」と大きく動揺されたのです。そういう場面を共に過ごし、「家族はいつも急を迫られる」のだということが強く心に残りました。少しでもご家族に時間を提供するにはどうしたらいいのか。やがて来る"その時" に備えて、自分はどうかかわるべきなのか。答えはまだ見つからないのですが、少しでも家族に寄り添えるよう、これからも頑張っていきたいと思います。