令和7(2025)年4月24日
本院における麻疹(はしか)の発生について【第一報】 筑波大学附属病院長 平松 祐司 感染対策委員長 檜澤 伸之
令和7年4月18日(金)に、麻疹(はしか)の陽性者が当院施設および当院敷地内施設に滞在した ことが判明しましたので、お知らせいたします。陽性判明後ただちに、当該陽性者の隔離、濃厚接触 者の特定等適切な対応を実施しております。引き続き、最善の感染対策に努めてまいります。関連情 報については、茨城県の発表をご参照ください。 【茨城県 報道発表】
感染波及の可能性がある日時:令和7年4月18日(金)17:15~19:30
① 当院の患者さんへ 上記日時に当院を受診された方で、今後下記の麻疹を疑う症状が出現した場合には、 速やかに以下の患者さん専用回線へご連絡ください。
患者さん専用回線 029-853-7668(音声ガイダンスあり) URL : https://www.hosp.tsukuba.ac.jp/kanjatel.html
② 当院を訪問された方へ 上記日時に当院を訪問された方で、今後下記の麻疹を疑う症状が出現した場合には、 最寄りの保健所へご相談ください。
【麻疹(はしか)について】 原 因 : 麻疹ウイルス 潜伏期間 : 約10~12日間(最大21日間) 症 状 : 感染の約10日後に38℃程度の発熱や咳、鼻汁といった風邪のような 症状が2~4日続き、その後39℃以上の高熱とともに発疹が出現する。 治 療 : 特異的な治療法はなく、対症療法を行う。 感染経路 : 空気感染、飛沫感染、接触感染で感染力は強い。 感染症法 : 5類感染症(保健所への届け出が必要) 予防方法 : ワクチン接種