医療機器開発において、臨床現場を観察し医療ニーズを適切に把握することが重要視されています。
それにもかかわらず、医学応用が可能であるものの医療従事者との接点が少ない基礎/異分野領域の研究者等にとって、
実用化への橋渡し研究へ進めていくに当たり、臨床現場に適合した真のニーズが把握できない、
標的製品プロファイル(TPP)の策定や国際展開も含めた開発戦略が立てられない、異分野交流やパートナリングを促進する場が乏しい こと等が共通の課題となっています。
本事業では、臨床現場の見学実習プログラムを整備すると共に、つくば発の革新的な医療機器創出の『種』となる臨床ニーズ収集を実施し、
「国際展開可能な次世代医療機器」のイノベーションを実現に貢献します!
次世代の医療機器を開発していくためには、医療現場のニーズ、大学や研究所の研究力、企業の開発力をうまく組み合わせて いくことが不可欠です。 そこで、実際に医療機器開発に携わるエキスパートの先生にご講演いただく本セミナーを企画しました。
専門領域の臨床医師のコーディネートによる、手術や医療手技、検査・リハビリテーションなどの見学を通じて、
医学的情報の収集や整理、実態調査、エンドユーザー候補へのインタビューを行います。
AMED橋渡し研究拠点としてのシームレスな支援体制、医療アントレプレナー育成プログラムResearch Studio等の
優れた実践的教育体制プラットフォームを積極的に活用することで、国際展開も視野に入れた実現可能な研究開発・事業提案を支援致します。
バイオデザイン(StanfordBiodesign)は、2001年に米Stanford大学で設立されました。医療機器開発において、
リーダーとなり得る人材を育成するため、臨床現場のニーズを出発点とした課題解決型のイノベーションに
必要な考え方やスキルを実践的に習得する教育プログラムです。世界中で導入されており、
StanfordBiodesignでは50社以上が起業し、270万人以上の患者に貢献しています。