6月21日(土)に若年層を対象としたユースクリニック「ふらっと、さんふじんか」を開催しました。本取り組みは、産科・婦人科の西田恵子医師と天神林友梨医師を中心に進められており、今回は附属病院内のクオール薬局様のスペースをお借りし、産科・婦人科医師による医療相談や展示を通じて、若者が性や健康について安心して学び、相談できる場を提供しました。
今回の開催は、これまで筑波大学の学園祭で実施してきた「ふらっと、さんふじんか」を初めて附属病院内で実施したものであり、地域医療との連携を深める新たな一歩となりました。40名の参加者が来場し、展示や相談ブースを通じて活発な交流が行われました。
当日は、つくば市の五十嵐立青市長にもご来場いただき、展示や気軽に相談できる雰囲気などを視察いただきました。五十嵐市長からは「相談相手が近くに居ることばかりではないテーマなので、このようにフラットで優しい雰囲気の中相談でき、正しい知識を得られる場所はとても貴重」とのコメントをいただき、今後の地域連携への期待が寄せられました。
利用者に説明する西田医師(右から2人目) 利用者の話を聞く
五十嵐市長(左)と天神林医師(中央)
イベントに先立ち、6月17日(火)につくば市役所にて五十嵐市長との意見交換会を実施しました。五十嵐市長からは、「若者の生活動線に合わせたアクセスのしやすさ」や「相談しやすい環境づくり」について助言をいただきました。また、ユースクリニック先進国の北欧視察を踏まえ、日本に適した支援のあり方について意見が交わされました。
今後は、つくば市の「青のカフェ」や近隣クリニックと連携し、「ふらっと、さんふじんか」の定期的な開催による継続的な若者支援を目指してまいります。
(右から順に)五十嵐市長、西田医師、 意見交換会の様子
天神林医師、原晃大学執行役員
【読売新聞】6月22日(日)朝刊(茨城版)23面 地域ニュース「ふらっと、さんふじんか」(6月21日(土)開催)
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