本展示では、筑波大学芸術専門学群書領域の学生有志が制作した書作品をご覧いただけます。
本展示作品は、学生らが「自分たちの表現を通して、病院内になにかを届けられないか」と考え、制作した新作です。
書作品というと、「難しい」「よくわからない」というイメージをもっている方も多いのではないでしょうか。
しかし、書の見方・楽しみ方に決まった答えはないはずです。
まずは、その書を見た瞬間の印象や率直な感想を大切にして、あなただけの鑑賞をしてみるのがよいと思います。
本展示では、美しい情景をもとにした和歌や俳句から、現代にも通ずる偉人の言葉を表現した作品もあり、そこには、作家自身の日常の気づきが散りばめられています。
きっと見るたびに新たな発見があることでしょう。
作品に込められた思いを想像しながら、本展示をお楽しみいただけたら幸いです。
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日程:2024年3月6日~2024年12月(予定)
場所:筑波大学附属病院 けやき棟~B棟2階 渡り廊下
展示作家:井ノ上さくら、浦山直也、笹川元康、鈴木寛也、野田頭怜衣、村嶋理子
展示全体
野田頭怜衣《新渡戸稲造の言葉》
浦山直也《小林一茶の句》
井ノ上さくら《花》 村嶋理子《三夕の歌》
笹川元康《労謙勤勅》
鈴木寛也《すみれの花》