筑波大学附属病院
筑波大学附属病院 総合臨床教育センター

総合臨床教育センター

 筑波大学附属病院では、教育について包括的なコーディネートを行うため、総合臨床教育センターが設置されています。昭和63年国立大学としては全国で始めて専任教員が配置された組織であり、卒前→初期研修→後期専門研修、そしてその後の医師の生涯キャリアを支える一貫した臨床教育、チーム医療を支える多職種の教育、臨床教育資源(各種シミュレータなど)の管理・運用、FD(Faculty development)などを行っています。ここでは、センターの組織のうち卒後臨床研修に関係するものについて説明します。

レジデント研修委員会

センター部長・副部長2名・専任講師3名と、指導に熱心な16名のレジデント担当教員、看護部、放射線部、検査部、薬剤部などから構成され、研修プログラムの立案・実施・評価など、卒後臨床研修に関わる全体的な業務を担当します。

また、レジデント担当教員は、一人あたり4~5人程度の研修医を2年間を通して担当し、定期的な面接を行ったり、必要なときに相談に乗るなどの対応を行って、研修医が身体的・精神的に安定して研修に専念できるように努めます(レジデント担任制度)。

レジデント研修委員会委員
瀬尾 恵美子 (総合臨床教育センター部長・消化器内科)
小川 良子 (総合臨床教育センター副部長・呼吸器内科)
寺田 えり子 (総合臨床教育センター副部長・看護部)
五味 聖吾 (総合臨床教育センター 担当講師・心血管外科)
沼尻 晴子 (総合臨床教育センター 担当講師・放射線腫瘍科)
田中 磨衣 (総合臨床教育センター 担当講師・小児科)
坪井 洋人 (膠原病リウマチアレルギー内科 講師)
大戸 達之 (小児科 講師)
宮本 秀高 (耳鼻咽喉科 講師)
八木 洋也 (産科・婦人科 講師)
井出 政行 (精神科 講師)
河野 了 (救急・集中治療 病院総合内科 病院教授)
久倉 勝治 (消化器外科 講師)
遠藤 壮登 (消化器内科 講師)
斎藤 知栄 (腎臓内科 准教授)
高橋 伸二 (麻酔科 手術部 病院教授)
山下 創一郎 (麻酔科 講師)
後藤 行延 (呼吸器外科 講師)
松田 真秀 (脳神経外科 講師)
鎌田 浩史 (整形外科 講師)
瓜田 泰久 (小児外科 講師)
坂東 裕子(乳腺・甲状腺・内分泌外科 准教授)
山縣 憲司 (歯科口腔外科 講師)
横田 浩 (放射線部)
南木 融 (検査部)
土岐 浩介(薬剤部)
前野 哲博 (教育担当 副病院長):オブザーバー

養成コース

後期研修(シニア課程、チーフ課程)のために33の養成コースが設置されています。養成コース長は原則として各科における診療グループ長が兼任しており、当該コースにおけるレジデントの研修を統括します。
養成コース一覧についてはこちらをご覧ください。

筑波大学附属病院臨床研修協力病院等連絡協議会(研修管理委員会)

各協力病院・協力施設の教育を担当する指導責任者を委員として構成されています。初期研修医において研修管理委員会の役割を果たし、年3~4回開催されております。(持ち回り会議含む)初期研修全体の研修体制、研修状況などに関して、本院と研修協力病院等との連絡・調整および協議を行います。

レジデント横の会

各養成コースにおけるレジデントの代表者によって構成され、レジデント同士の情報交換や、卒後臨床研修部との連絡調整を行います。また、看護部と定期的に協議を行い、診療の連携や業務の合理化を図っています。

レジデント診療協議会

レジデントの診療における諸問題の検討及び改善事項等を協議する会議で副病院長、総合臨床教育センター、看護部、検査部、放射線部、薬剤部、医療情報部などの各部署とレジデント横の会の代表が参加しています。
これまで数多くの要望がこの会議で取り上げられ、レジデントの業務改善に役立っています。

挨拶

院長 原晃
筑波大学附属病院は、開院以来先進的な医学教育プログラムの構築に努めてきました。本学は1976年の開院以来、一貫してレジデント制度を取り入れております。他の研修施設ではあまりなじみのない制度、名称かもしれませんが、従前の多くの研修施設のように特定の医局に所属するのではなく、すべてのレジデントが筑波大学附属病院病院長のもとに共に働き研鑽を積むことになります。医師臨床研修は勿論ですが、その後の専攻医となってからも総合臨床教育センターが作成、管理するプログラムのもと研鑽を積むこととなります。つまり、医師臨床研修と専門医取得までシームレスの研修と経験をつむことのできる国立大学法人附属病院です。医師臨床研修自体のプログラムも総合臨床教育センターが魅力あるプログラムを多数用意しています。さらには、専門医そしてそれに続くキャリアデザインも、アカデミックレジデント制度や病院助教・病院講師等、どなたでも描きやすいものとすべく制度設計されています。私自身は旧態依然とした某旧7帝大の一つで研修しましたが、今選ぶとすれば間違いなく本学の医師臨床研修、レジデント制度を選択します。
本学では筑波大学医学群医学類学生のクリニカルクラークシップが早くから確立されており、屋根瓦方式で医学部の上級生は下級生の、レジデントは医学部の上級生への指導、教育も担います。教育することは、本人の知識とともに臨床医としての力量をあげるためにも、これ以上のものはありません。
また、本学では働き方改革にも積極的に取り組んでいるところであり、労働時間の管理ばかりではなく、精神的な問題が生じた場合にも診療グループ長のみならず総合臨床教育センターの専従教員がいわばテューターとして十分なケアを行っています。
一人でも多くの医師臨床研修医が本学のレジデントとなり、明日の日本の医療、医学を支えてくれることを大いに期待します。
部長 瀬尾恵美子
筑波大学附属病院は、開院以来先進的な医学教育プログラムの構築に努めてきました。卒前、卒後、生涯教育を統括する総合臨床教育センターに専任教員を配置し、一人一人に最適な研修を提供できる環境を整えています。充実した指導体制・研修管理体制・教育資源を持つ大学病院と、common diseaseを中心に数多くの症例を経験できる協力型市中病院の両方の利点を取り入れた当院の研修プログラムは、研修医ごとに希望に合わせて組まれており、一人として同じ内容はありません。また、専門医の取得や大学ならではの研究医の養成、海外留学制度、女性医師の出産育児支援の充実など、臨床研修の先のキャリアの広がりも当院の研修の魅力です。ぜひ、医師としての第一歩を筑波大学附属附属病院で踏み出し、自分の目指すキャリアを実現させてください。

 

副部長 小川良子
初期研修の研修コーディネート、専門研修制度関連、女性医師サポートなどを主に担当しております。筑波大学の初期研修プログラムは他に類をみないほど個々の希望に応じてローテーションを組むことができるシステムです。医師になりたての時期には、研修に関することだけでなく、いろいろな悩みを抱くと思います。若い医師のさまざまな悩みの相談役になりたいと思っております。
また、私自身も現在4歳児2人と小学生2人の子育て中です。女性医師の抱えるキャリアの悩みや問題も一緒に考えてサポートしていきたいと思っています。
当院の研修にご興味のある方ぜひ一度見学に来てください。出身大学に関わらず初期研修医が楽しく研修している姿を見ていただけると思います。お待ちしております。