筑波大学附属病院
筑波大学附属病院 総合臨床教育センター

腎泌尿器外科コース


泌尿器外科_2015_top

【泌尿器科の魅力】

 泌尿器科は腎泌尿器系および男性生殖器にかかわるすべての臓器、すべての疾患領域を幅広く扱うことのできる診療科であり、治療法も薬物療法、内視鏡治療、開腹術までバラエティーに富んでいることが大きな特徴です。

【筑波大学泌尿器科の特徴】

 筑波大学泌尿器科はおよそ30年の歴史を持ち、主に悪性腫瘍の領域で業績をあげてきました。なかでも、膀胱の摘出が標準と考えられている筋層浸潤性膀胱癌に対する膀胱温存療法、前立腺癌の陽子線療法、難治性精巣腫瘍に対する化学療法などの領域では長年日本のトップに位置しているといっても過言ではありません。
 平成23年4月からは新教授のもとでこれまでの筑波大学泌尿器科の歴史と伝統の上にさらなる飛躍を目指して一丸となって取り組んでいます。

【研修医育成に対する筑波大学泌尿器科のポリシー】

 私たちはエビデンスに基づく基本的な考え方を身に付け、優れた手術技術を持ち、幅広い能力をバランス良く身につけた医師を育成することが使命であると考え、全研修期間を通しての系統的な教育システムを整えております。研修修了時点における泌尿器科専門医の取得を具体的な目標としていますが、現在まで専門医の合格率は100%です。今後の方向性としては、とりわけ手術教育にも力を注ぎたいと考えています。なお、研修の際には泌尿器科を心からエンジョイしていただけるような環境を重視しています。