筑波大学附属病院
筑波大学附属病院 総合臨床教育センター

別紙4:歯科口腔外科コース

歯科口腔外科コース

研修目標

1.6年間で経験した方がよい主要疾患
□ う蝕
□ 歯髄炎
□ 根尖性歯周炎、歯周炎、辺縁性歯周炎
□ 知覚過敏症
□ 歯牙欠損症
□ 裂奇形 (唇裂、口蓋裂、唇顎口蓋裂)
□ 口唇・頬部の異常(先天性口唇瘻、口角瘻、Fordyce斑)
□ 舌・口底の異常 (溝状舌、正中菱形舌炎、地図状舌)
□ 小帯の異常 (上唇小帯・舌小帯・頬小帯の異常)
□ 感染症 (口底炎、リンパ節炎、外歯瘻、放線菌症、下顎骨炎、上顎骨炎、歯冠周囲炎、
  歯性上顎洞炎、放射線性骨髄炎)
□ 嚢胞 (類皮嚢胞、鼻口蓋管嚢胞、粘液嚢胞、歯原性角化嚢胞、含歯性嚢胞、歯根嚢胞、
  術後性上顎嚢胞、単純性骨嚢胞、静止骨空洞)
□ 良性腫瘍 (乳頭腫、腺腫、線維腫、脂肪腫、血管腫、リンパ管腫、エナメル上皮腫、
  粘液腫、骨腫、歯牙腫)
□ 悪性腫瘍 (上顎癌、下顎癌、舌癌、口底癌、頬粘膜癌、唾液腺癌、肉腫、悪性黒色腫)
□ 前癌病変 (白板症)
□ 腫瘍類似疾患 (エプーリス、義歯性線維腫、線維性骨異形成症)
□ 口腔粘膜疾患 (色素沈着、褥瘡性潰瘍、黒毛舌、平滑舌、アフタ性潰瘍、カンジダ症、
  扁平苔癬、天疱瘡)
□ 唾液腺疾患 (唾石症、唾液腺炎、Sjogren症候群)
□ 神経系疾患 (顔面神経麻痺、三反神経痛、オーラルディスキネジア)
□ 歯の異常 (先天歯、乳歯晩期残存、埋伏歯、過剰歯、先天欠損歯、歯間離開、叢生、
  癒着歯、融合歯、奇形歯、斑状歯、エナメル質形成不全)
□ 顎変形症 (上顎前突症、上顎後退症、小下顎症、下顎前突症、開咬症)
□ 外傷 (上顎骨骨折、下顎骨骨折、頬骨骨折、歯槽突起骨折、軟組織損傷)
□ 顎関節疾患 (顎関節症、顎関節強直症、顎関節脱臼、化膿性顎関節炎)

2.研修すべき主な診断・検査法

(1)チーフレジデント (C1, C2)
□ 下記の検査すべてに習熟すること。
(2)シニアレジデント (S1, S2)
□ 病理組織診断
□ 顎関節検査 (顎関節腔内穿刺)
□ 唾液腺検査
□ 上顎洞検査
(3)ジュニアレジデント (J1, J2)
□ 顎顔面領域の視診、触診
□ X穿診査
□ 歯周疾患診査
□ 模型分析
□ 画像診断 (CT, MRI, 超音波)
□ 顎関節診査
□ う蝕診査 (歯髄診断、根管長測定)
□ 歯列、咬合診査
□ 口腔組織生検法

3.研修すべき主な治療法・手術

(1)チーフレジデント (C1, C2)
□ 口唇形成術
□ 悪性腫瘍切除術
□ 上顎骨・下顎骨骨切り術
□ 口蓋形成術
□ 頸部郭清術
□ 顎関節手術
(2)シニアレジデント (S1, S2)
□ 上顎骨・頬骨骨折観血的整復術
□ 良性腫瘍摘出術
□ 皮膚移植術
□ 顎顔面補綴物製作
□ 骨移植術
□ 顎下腺摘出術
□ 気管切開術
□ インプラント植立術
(3)ジュニアレジデント (J1, J2)
□ 高齢者、全身疾患患者の歯科治療
□ 局所麻酔法
□ 窩洞形成と修復操作
□ 歯周初期治療(歯石除去、ポケット掻爬)
□ 口腔内外消炎手術(膿瘍切開)
□ 補綴物・充填の修理・調整
□ 小帯整形術
□ 脱臼歯の処置
□ 観血的下顎骨骨折整復術
□ 歯根端切除術
□ 上顎洞根本手術
□ フッ素塗布
□ 外傷歯の処置
□ 歯髄処置、感染根管処置、根管充填
□ 抜糸(乳歯、永久歯、埋伏歯)
□ 欠損補綴処置
□ 歯肉切除術
□ 歯槽骨整形術
□ 非観血的顎骨骨折整復固定術
□ 鎮静法(笑気吸入、静脈内鎮静法)
□ 嚢胞摘出術
□ 口腔上顎洞瘻孔閉鎖術